AIによる献立提案・栄養管理アプリ「おいしい健康」に新機能追加ダイエット、疾患ごとの食材検索・レシピ提案を強化

最終更新日:2022/11/14

おいしい健康は、新機能「おたすけ食材」をリリースしました。

このAIニュースのポイント

おいしい健康は、1万品の管理栄養士監修レシピと約100万件の献立から、適した栄養バランスの食事を見つけることができるアプリ
おたすけ食材では、食事の目的や疾患ごとに栄養管理を行う上で便利な食材が何かを知り、簡単にレシピを見つけることが可能
家庭料理のみならず、飲食店やコンビニでの食事選びのヒントにもつながる

パーソナライズ献立提案・栄養管理支援アプリ「おいしい健康」を運営する株式会社おいしい健康は、新機能「おたすけ食材」をリリースしました。

おいしい健康では、1万品の管理栄養士監修レシピと約100万件の献立から、自分や家族の健康状態に適した栄養バランスの食事を見つけることができます。このうち、おいしい健康のレシピ検索においては、70％の利用者の方が食材名でレシピを検索します。

そこでおいしい健康では、「レシピの検索行動が健康に与える影響」を解明するため、2型糖尿病をお持ちの利用者において「どのようなキーワードでレシピ検索を行っているか」について分析・可視化を試みました。その結果、料理の初心者においては「レシピ検索時の食材ボキャブラリーが非常に少ない」ことが判明し、そのボキャブラリーを増やすことが、多様な食生活を通じた健康維持につながる可能性が示唆されました）。この結果を受けて、食材や栄養に詳しくなくとも、健康状態に合った様々な食材やレシピを簡単に見つけられる機能として、「おたすけ食材」を新たに開発・リリースしました。

今回リリースしたおたすけ食材では、食事の目的や疾患ごとに、栄養管理を行う上で便利な食材が何かを知り、そのまま簡単にレシピを見つけることが可能となります。

たとえばダイエットであれば、植物性たんぱく質を多く含む大豆製品の食材とレシピや、低カロリーでも食べ応えのある、お肉の種類・部位とレシピなどがAIによって提案されます。あるいは高血圧をお持ちの方であれば、カリウムを豊富に含む緑黄色野菜の食材とレシピや、塩分を抑えつつも旨味を感じやすいきのこ類の食材とレシピが提案されるようになります。

各食材の解説では、栄養的な特徴、下ごしらえや保存の仕方、健康上の注意点についての説明が表示されます。このように、栄養バランスの管理に有用な食材を理解しておくことで、家庭料理のみならず、飲食店やコンビニでの食事選びのヒントにもつながります。

おいしい健康の開発責任者・杉林氏は「世の中には健康や栄養に関する様々な情報があふれていますが、自分にとって何が必要か、分からない方は多いのではないでしょうか。それは、何を・なぜ・どのように食べるかが、一連の体験としてつながっていないからだと、私たちは考えています。何を食べたらよいか分からない、栄養や食事療法が難しいといった疑問や課題を解決できるよう、今後も食材やレシピなどのコンテンツを充実し、分かりやすく楽しい食事管理をサポートします。」とコメントしています。

出典：PR TIMES