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野村総合研究所、ELYZA、KDDIの3社が協業。高セキュリティな国産LLM提供を目指す
最終更新日:2024/08/01
野村総合研究所、ELYZA、KDDIの3社は、法人の顧客向けの生成AIソリューション提供に向けて協業を開始しました。高セキュリティで効果的な国産LLMサービス提供を目指します。
このニュースのポイント
- 野村総合研究所、ELYZA、KDDI、法人顧客向けの生成AIソリューション提供に向け協業
- 高セキュリティかつ効果的に利用可能な国産LLMを提供
- 3社の強みと生成AI関連サービスを活かした相乗効果で、企業の生成AI活用を加速させる
株式会社野村総合研究所(NRI)、株式会社ELYZA、KDDI株式会社は、法人の顧客向けの生成AIソリューション提供に向けて協業を開始しました。本協業により、法人の顧客の機密事項や業務特化事項を含む情報を扱うことができる高セキュリティかつ効果的な生成AIソリューションを、順次提供開始予定です。
ELYZAは、2019年よりLLMの開発および生成AI活用基盤サービスの開発を進めてきました。またNRIは、生成AIの業務適用とシステム実装の支援に取り組み、KDDIはより高性能・汎用的なAIモデルの構築を目指し、LLMを多くの顧客に提供する仕組みと体制を整備しています。
本協業では、ELYZAの開発する国産LLMや生成AI活用基盤サービスを、プライベートクラウドなどの閉域で安全な環境下で提供します。これにより、機密情報の取り扱いが多いエンタープライズ領域の顧客など、セキュリティ水準が高く生成AIの導入障壁が高い場合においても、LLMを利用することが可能です。
また、NRIの生成AI活用のコンサルティング、システム開発、関連ソリューションの提供に加え、KDDIによる低遅延・大規模計算基盤、高セキュリティなネットワークの構築、システム開発を含む関連ソリューションの提供を行います。
今後3社は、各社の強みの相乗効果を発揮できる協業形態についてさらに検討を進め、国内においてAIを用いた革新的で実用性の高いソリューションを提供し、AI活用の新たな可能性を切り拓いていくとコメントしています。
出典:PR TIMES
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