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LIFULL、社内の生成AI活用で年間約42,000時間の業務時間を創出。一部従業員は月間8時間以上の創出も実現

最終更新日:2024/11/11

LIFULLは2023年10月から2024年9月の1年間で従業員の82%が生成AIを利用し、約41,820時間の業務効率化を達成したと発表しました。

このニュースのポイント

  • LIFULLは、社内で生成AIを活用し、1年間で約41,820時間の業務効率化を達成。従業員の66.4%が業務の質向上を実感
  • 約6割の従業員が「文章・資料の作成/編集/添削」で、生成AI利用。「調査/検索/情報収集」「アイデア出し」などの活用率も高い
  • 顧客対応フローの最適化により優先度判断を行い、小さなタスク単位での効率的な対応を実現

株式会社LIFULLは、経済産業省が定めるDX認定事業者として2023年8月から社内で生成AIの活用を推進しており、今回2023年10月から2024年9月の1年間での生成AIの活用調査結果が発表されました。

LIFULL単体従業員649名に対するアンケートの結果、82%に該当する532名が生成AIによって業務効率化に成功していると回答。これにより、総勤務時間の3.2%に該当する41,820時間の新たな業務時間が創出されました。この内、月間の創出時間は4時間未満が43.3%、8時間以上が18.5%で、全体の新たな業務時間創出を牽引しています。

従業員は66.4%にあたる431名が業務の質向上を実感しており、いずれも前回調査から増加していることが判明しています。

職種別の生成AI活用状況では、エンジニアやデザイナー職はほぼ100%活用できており、一般的に活用障壁が高いと思われるバックオフィスや営業職でもそれぞれ84.3%、74.9%の従業員が活用を実現しています。

活用シーンは主に「文章・資料の作成/編集/添削」で、約6割の従業員が利用しています。また「調査/検索/情報収集」「アイデア出し」などの活用率も高く、前回調査から大きな変化は見られず、活用しやすいシーンが明確になっています。

オペレーター業務においても、半年間で1,680時間の労力削減を達成しています。顧客対応フローの最適化により優先度判断を行い、小さなタスク単位での効率的な対応を実現しました。

加えて、過去のデータを基に生成AIがパーソナライズされたメール文面を自動生成し、ハルシネーションを防ぎつつ修正時間を短縮しました。

 

他にも生成AIの活用事例として、LIFULL HOME’Sサイト内の検索エンジンにおける10万件の検索キーワードとユーザー意図を紐づけることによって、検索エンジンの最適化が実施されました。

これらによる業務時間創出により、目標達成に向けたコア業務の比率が前年比で2.9%~5.3%向上し、顧客対応の効率化やデータ分析が進み、社会課題の解決にも寄与しています。

LIFULLは、DX認定事業者として生成AIの活用を高めていくことは、社外に対してのDX推進にも繋がると考え、今後もアナログ手法が残る不動産業界に、生成AIの活用ノウハウを活かした新しいサービスを提供していく予定です。

出典:PR TIMES

AIsmiley編集部

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