アウ、Stability AIとバーチャルヒューマンを活用した人間型画像生成AIでの業務提携開始
最終更新日:2024/03/12
Aww(アウ)は、画像生成AI「Stable Diffusion」の開発元であるStablity AIと業務提携を開始しました。
このAIニュースのポイント
- Stability AIは「Stable Diffusion」を発表し、生成AIブームを牽引するAIのリーディングカンパニー
- 生成AIの生み出す人間の画像は、まだ完全とは言えず、一定の確率で不自然なポーズや破綻した描写が生成されてしまう点が課題
- Awwがバーチャルヒューマンによる画像データを提供することで、画像生成AIにおける人間の表現力を安定・向上させる効果が期待される
バーチャルヒューマンの”imma”や”Ria”のプロデュースを行うAww Inc.は、画像生成AI「Stable Diffusion」の開発元であるStablity AI社との業務提携を開始しました。
Stability AIは「Stable Diffusion」を発表し、昨年からの生成AIブームを牽引するAIのリーディングカンパニーです。「Stable Diffusion」は「LAION-5B」等の50億以上もの画像とテキストのペアを含むデータセットを用いており、これらの学習データセットは主にインターネット上の画像データを解析し、類似性の高い画像とテキストのペアを抽出したものとなっています。
AwwのバーチャルヒューマンはオリジナルIPとして3DCGを用いて開発されているため、バーチャルヒューマンから生成される画像データは、キャラクターを自由に動かして安定した表情やポーズでの人間データとテキストのペアを無限に取得できる、オリジナルIPであるため安心して利用ができるなどの特性があります。
生成AIの生み出す「人間」の画像は、現状はまだ完全とは言えず、一定の確率で不自然なポーズや破綻した描写が生成されてしまいます。Awwがバーチャルヒューマンによる画像データを提供することで、画像生成AIにおける人間の表現力を安定・向上させ、さらなるクオリティアップが期待できます。高精度の人間画像の生成は、アパレル、ゲーム、メタバース、広告など、さまざまな分野での応用が期待できます。
Awwは「今回はStability AI社との共同開発を通じて、AI技術を用いたバーチャルヒューマンの新たな可能性を追求できると考え、業務提携に至りました。両社の交流を通じて、バーチャルヒューマンとAIを組み合わせた、新しい技術的・芸術的ブレイクスルーを模索していきたいと考えます」とコメントしています。
出典:PR TIMES
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