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Anthropic、日本語対応LLM「Claude 3」を発表

最終更新日:2024/03/08

Anthropicは3月4日、新型AIモデル「Claude 3」を発表しました。「Opus」「Sonnet」「Haiku」の3種類を提供します。

このAIニュースのポイント

  • 性能順に「Opus」「Sonnet」「Haiku」の3つのモデルを展開
  • Claude 3モデルは、写真、チャート、グラフ、技術図など幅広いビジュアル形式を処理可能
  • 最も高性能な「Opus」は複数のベンチマークテストにおいて、OpenAIのGPT-4やGoogleのGeminiなどを上回る性能を発揮

米Anthropicは3月4日、新しい大規模言語モデルの「Claude 3」を発表しました。性能順に「Opus」「Sonnet」「Haiku」の3つのモデルを展開しており、「Opus」と 「Sonnet」 はclaude.aiとClaude API で使用でき、現在159か国で一般提供されています。

すべてのClaude 3モデルは、分析や予測、ニュアンスを含むコンテンツの作成、コード生成、またスペイン語、日本語、フランス語などの英語以外の言語での会話における機能が向上しています。さらにClaude 3モデルは、高度なビジョン機能を備えており、写真、チャート、グラフ、技術図など、幅広いビジュアル形式を処理できます。

最も高性能な「Opus」モデルは、学部レベルの専門知識 (MMLU)、大学院レベルの専門推論 (GPQA)、基礎数学 (GSM8K) などAIシステムのベンチマークのほとんどで、米OpenAIのGPT-4や米GoogleのGeminiなどを上回る性能を発揮。また、複雑なタスクでは人間に近いレベルの理解力を持つとAnthropicは述べています。

中位モデルの「Sonnet」は、従来モデルの「Claude 2」「Claude 2.1」と比べて2倍の速さで処理が可能です。より高い知能レベルを実現しており、知識の検索やセールスの自動化といったすばやい応答が求められるタスクに対し、優れた性能を発揮します。

下位モデルの「Haiku」は、最もコストパフォーマンスに優れたモデルで、arXiv上にある約1万トークン以内の研究論文 であれば、チャートやグラフとともに3秒以内に読み取ることが可能です。

今回発表された3モデルは前世代のモデルに比べて、無害なプロンプトを有害なものだと誤認識する頻度が大幅に減少しています。

また出力される回答の精度も高めており、さらに、回答の根拠となる参照資料を提示する引用機能もまもなく実装予定です。そのほか、今後数カ月中にもアップデートを予定しており、特にエンタープライズ企業や大規模展開に向けて、Tool Use(関数呼び出し)や対話型コーディング(REPL)などの、より高度なエージェント機能をリリースしていくとコメントしています。

出典:Anthropic

AIsmiley編集部

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