生成AI
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最終更新日:2024/07/16
オルツはイー・アソシエイツと共同で、AIを使った自動生成サービス「smartQA」を開発しました。株主総会や決算説明会における想定問答集の作成業務を支援します。
このニュースのポイント
AIクローン技術でつくり出すパーソナルAIの開発および実用化を行う株式会社オルツは、上場企業のIR活動を支援するイー・アソシエイツ株式会社と共同で、AIを使って自動的に想定問答集を生成するサービス「smartQA」を開発しました。株主総会や決算説明会における質疑応答の準備をサポートします。
本サービスは、オルツが開発・提供する大規模言語モデル「LHTM-2」を基盤にしており、「LHTM-2」の正確性と秘匿性、ライフログによる蓄積性を最大限に活用。これにより、膨大なコストとリソースがかかる上場企業の株主総会での想定問答作成業務を効率的に行うことができます。作成業務にかかる時間を大幅に削減することで、株主総会の準備の質を向上させ、IR活動全体の効率化と高度化を実現します。
「smartQA」では、学習させたデータのみを使用し不要なデータを参照せずに想定問答を生成するため、ハルシネーションを防ぐことができます。学習させた情報は時系列で整理され、事実に即した出力が可能です。
情報の蓄積スタイルは、手動での情報アップロードに加え、オートクロール機能を使った自動情報収集の2種類を選択できます。
また、目的の情報を効率的に見つける高度な「対話型検索システム」を装備しており、株主総会の想定問答作成に加え、学習した情報を幅広い用途で活用できます。
音声認識を活用した「答弁事前練習機能」では、想定問答生成のプロセスで作成されたライフログを備えた情報データベースにアクセスできる拡張性を持っているため、AIが提示した質問に答えることでIRに関する応答練習が行えます。
さらに利用環境にも適応しており、AIエンジンやデータベースを企業ごとに独立して設置することで、情報漏リスクを最小限に抑えます。
オルツとイー・アソシエイツは、今後もイー・アソシエイツ独自のITプラットフォームサービス、株主総会、IR関連イベントの運営サービスの提供で培った知見と金融の専門知識ならびに、オルツの深層学習や、大規模言語モデル、音声認識などのAI技術を融合させ、専門性の高いIRサービスの開発・提供を行っていく方針です。
出典:PR TIMES
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