生成AI
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最終更新日:2024/03/13
そごう・西武は、西武池袋本店・そごう大宮店にてAIカメラを活用した顧客分析の実証実験を開始。取得したデータの分析でより精度の高い「テナントのリーシング」「売場施策」を実施を予定しています。
このAIニュースのポイント
そごう・西武は4月18日から西武池袋本店、6月1日からそごう大宮店の対象フロアにてAIカメラを活用した顧客分析の実証実験を開始します。西武池袋本店の19年度年間来店者数は約7千万人。しかしその中で取得できるデータは店舗全体の入店客数と商品を購入した顧客情報のみで、フロアに来場している多くの来店者の情報は取得できていませんでした。そこでAIカメラを活用することで今まで明らかになっていなかった、フロアの来場者数の把握と性別や年代を推定し、取得したデータの分析でより精度の高い「テナントのリーシング」「売場施策」を実施します。
今後は店内での顧客の買い廻り情報取得へと発展させていく予定で、実店舗の顧客接点としての価値向上、将来的には購買データと組み合わせ、来店から販売に至るまで時系列での行動分析を行うことでRaasとしての活用も目指しています。
今回の実証実験はIdein株式会社の技術を採用。同社が提供するエッジAIプラットフォームActcastを活用することで取得した情報をAIカメラ内での処理が可能となりました。そのため解析結果はテキストデータのみとなるため、来店者のプライバシーにも配慮したデータ収集で個人を特定せずに情報を活用することができます。
出典:PR TIMES
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