融資稟議書の作成時間を95%削減。日本IBM、宮崎銀行の融資業務における生成AIの活用を開始
最終更新日:2024/06/19
日本IBMは、宮崎銀行と開発した生成AIアセットを活用した融資稟議書作成アプリケーションを共同開発し、2024年4月から宮崎銀行の一部の店舗で運用を開始しました。
このニュースのポイント
- 日本IBM、宮崎銀行と開発した生成AIアセットを活用した融資稟議書作成アプリケーションを共同開発
- 従来、銀行員が手作業で行っていた稟議書作成に生成AIを活用。作成時間を95%削減可能
- 今後は全店での運用開始に向け、生成AIを積極的に活用した銀行業務の効率化に取り組む
日本アイ・ビー・エム株式会社は、株式会社宮崎銀行と開発した生成AIアセットを活用した融資稟議書作成アプリケーションを共同開発し、2024年4月から宮崎銀行の一部の店舗で本番利用を開始しました。昨年度から、日本IBMと協働で取り組んできたプロジェクトで、国内の金融機関においては先進的な取り組みとなります。
具体的には、融資業務において営業店の行員が融資案件の行内決裁を受ける際に作成する「融資稟議書作成業務」に、生成AIを活用します。これにより宮崎銀行は、これまで行員が手作業で行っていた融資稟議書作成にかかる作業時間を95%削減しました。
このアプリケーションは、利用環境においてMicrosoft社のAzure OpenAI Serviceを採用しています。日本IBMの既存の実証済み生成AIアセットを活用することで、一から設計する手間と費用を抑えられ、効率的に開発が可能となります。
宮崎銀行は全店での運用開始に向け、最新の生成AI技術を積極的に活用し、さまざまな業務における生産性向上や商品・サービスの拡充に取り組む方針です。日本IBMは、最新のAI技術活用したアプリ開発やインフラ構築、コンサルティング、プロジェクト全体管理を引き続き支援し、宮崎銀行と共創を進めていきます。
出典:PR TIMES
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