生成AI

最終更新日:2024/04/03
三菱重工業株式会社と三菱ロジスネクスト株式会社が、フォークリフトAI人検知システム「グッドファインダー」を、全国の三菱ロジスネクスト販売店を通じて販売開始しました。
大型フォークリフト運転時に、AIが人の接近を検知・警告し事故防止に繋げます。
このAIニュースのポイント
「グッドファインダー」は独自のAI映像解析技術により、計11台の監視カメラで捉えた映像から人のみを高速・高精度で判別、車両と人との接近を検知すると、警告音とLED点灯により運転者へ危険を知らせ周囲の安全確認を促します。また、停車時に人を検知すると車両の発進を抑える発進抑制機能も標準装備しています。監視カメラは近距離用と遠距離用の2種類があり、車速によって検知範囲を自動で切り替えます。多数のカメラを搭載することにより死角を極限まで少なくし、取得した画像から深層学習を用いて車両周囲の人のみを検知するコントローラは、映像処理時の動作遅れを生じさせない処理能力も有しています。
AIアルゴリズムを用い、画像前処理と連携した専用のハードウェアにより、カメラに映る人を高速・高精度で検知します。車両の状態に応じ、近距離用と遠距離用の2種類の監視カメラにより検知モード(停止中・近距離監視、遠距離監視)を切り替え制御することが可能です。
グッドビューアモニタの周囲に配置したランプユニットに人を検知した方向(4方向)を表示することができます。
さらなる事故発生抑制のため、発進時に人を検知した場合、車両を発生させないようにする発進抑制機能を追加しています。運転者の意思により、発進抑制機能を一時解除する機能も設けています。
人を検知した際に警告音を発し、フォークリフト運転者に危険を通知します。
フォークリフトの事故は、年間約2,000件発生しています。特に大型フォークリフトのような車体が大きな車両は死角も大きく、それを補うミラーやカメラを搭載しているものの、運転者がそれらを注視していなければ十分な効果を得ることができません。
今回ご紹介した「グッドファインダー」を活用し、現場の事故率を大幅に削減することで、従業員の安心安全な環境づくりをしてみてはいかがでしょうか。
出典:PR TIMES
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