Adobe、Lightroomに「生成AI削除」機能を搭載。不要なオブジェクトを手軽に削除可能
最終更新日:2024/06/10
Adobeは、Adobe Fireflyを搭載したAIテクノロジー、不要なオブジェクトを削除する「生成AI削除」をLightroomに搭載しました。
このAIニュースのポイント
- Adobe、不要なオブジェクトを削除する「生成AI削除」を搭載
- 「ぼかし」の機能もアップデートにより、より好みに寄せてカスタマイズが可能に
- これらのAIツールを使用することで、ユーザーのスキルレベルに関係なく、より思い描く通りの仕上がりにすることができる
Adobeは、Adobe Fireflyを搭載したAIテクノロジー、不要なオブジェクトを削除する「生成AI削除」をLightroomに搭載しました。また、現在Lightroomにすでに搭載されているAIツールである「ぼかし」も機能が改良されました。
Fireflyを搭載した「生成AI削除」機能を使えば、写真の背景がどんなに複雑でも、不要なオブジェクトや邪魔なものをわずか数ステップで取り除くことが可能です。
この機能では、Fireflyテクノロジーを使用して、写真からアイテムを削除した後に残った空白領域をインテリジェントに塗りつぶします。壁紙の細かな模様やチェック柄のシャツの生地と合わせるなど、複雑な背景に対する結果は特に優れています。それだけでなく、Lightroomは複数のバリエーションを提示するため、クリエイティブなコントロールが可能です。
また、AIテクノロジーを使用して、写真に合わせてボケ効果を適用する、ぼかし(レンズ)用のまったく新しいアダプティブプリセットのセットも提供します。プリセットを使えば、細かい編集をすることなく、完璧なレンズぼかしをすばやく適用できます。
また、Lightroomの「アダプティブ:背景をぼかす」カテゴリにアダプティブプリセットが7つ追加されました。背景に生じるボケの形状やスタイルによって、「微細」「強く」「円」「泡」「幾何学」「リング」「渦巻き」の中から選択できます。
プリセットを選んだら、「ぼかし量」スライダーでぼかしの強さを調整したり、ぼかし(レンズ)ツールのコントロールを使ってさらに効果をカスタマイズ可能です。
今回追加された機能を活用することで、スキルレベルに関係なく、魅力的な画像をこれまで以上に手軽に作成できるようになります。
出典:Adobe
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