デジタルツインの冨永愛さんと会話が出来るチャットボットを導入 三菱地所レジデンス
最終更新日:2023/12/09
AI Shiftが提供するAI Messenger ChatbotのAI対話システムが、三菱地所レジデンスの「ザ・パークハウス」の室内を再現した仮想空間「SUPER MODEL ROOM」において、デジタルツインの冨永愛さんと会話が出来るチャットボットとして導入されました。
このAIニュースのポイント
- モデルルームの案内人となる冨永愛さんに対し、チャットを用いてモデルルームに関する質問をすることができる
- ”デジタルツイン”の冨永愛さんの音声は、「AI Lab」が持つAI音声合成技術にて実現された
- 映像生成は、合成された音声データから母音を推定し、発話タイミングにあわせて自然な口の動きに見せる技術を活用
AI対話カンパニーとして対話のDXを推進する株式会社AI Shiftが提供するAIチャットボット「AI Messenger Chatbot」のAI対話システムが、2022年7月28日に公開された三菱地所レジデンス株式会社の「ザ・パークハウス」の室内を再現した仮想空間「SUPER MODEL ROOM」において、デジタルツインの冨永愛さんと会話が出来るチャットボットとして導入されました。
本チャットボットでは、モデルルームの案内人となるデジタルツインの冨永愛さんに対し、ユーザーが自由にチャットを用いてモデルルームの空間に関する質問をすることができます。
例えば「部屋の広さについて」「お気に入りのポイントは」などの質問をすると、冨永愛さんそっくりの声と共に回答が返って来ます。
AI ShiftではサイバーエージェントのAI技術研究組織「AI Lab」と連携しながらプロダクトの開発に取り組んでおり、本チャットボットでコミュニケーションをするデジタルツインの冨永愛さんの音声は、「AI Lab」が持つAI音声合成技術にて実現されました。わずかなニュアンスの違いを表現できる抑揚技術により、本案件全ての音声を自動生成しています。
また、回答時の冨永愛さんの映像生成においては、合成された音声データから母音を推定し、発話タイミングにあわせて自動的に自然な口の動きを適用する技術を活用しています。
出典:PR TIMES
よくある質問
デジタルツインとは?
「リアル空間にある情報を集め、送信されたデータを元にサイバー(仮想)空間でリアル空間を再現する技術」です。現実世界の環境を仮想空間にコピーする鏡の中の世界のようなイメージであり、「デジタルの双子」の意味を込めてデジタルツインと呼ばれます。
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