AIが魚の食欲を判定!くら寿司の新子会社「KURAおさかなファーム」とウミトロンのスマート給餌機が協業
最終更新日:2024/03/11
ウミトロン株式会社が、2021年11月1日(月)に設立するくら寿司株式会社100%出資の新会社「KURAおさかなファーム株式会社」と協業。
AI・IoT技術を活用したスマート給餌機「UMITRON CELL」を活用した養殖事業をサポートします。
このAIニュースのポイント
- ウミトロンがくら寿司株式会社100%出資の新会社「KURAおさかなファーム株式会社」と協業
- AI・IoT技術を活用したスマート給餌機「UMITRON CELL」を活用した養殖事業をサポート
- 生け簀で泳ぐ魚のリアルタイム動画を見ながら遠隔で餌やり、AIが魚の食欲を判定し餌量やスピードを最適化
KURAおさかなファームは、自社養殖及び委託養殖事業を行うことで川上から川下まで一気通貫した安定供給可能な体制を構築すること、及びくら寿司が得意とする先端技術と水産業界のノウハウを結集し、持続可能で国際競争力のある水産経営モデルを創出することを目的として設立される、大手回転寿司チェーン初の水産専門会社です。
KURAおさかなファームの委託生産により養殖した魚は、中長期契約で全量買取され、くら寿司店舗で販売される予定です。技術を活用した一連の取り組みにより、労働環境の改善による雇用促進や地方活性化、生産者の経営安定化に貢献します。またウミトロンは、養殖現場をより持続可能にする技術開発を進めることで生産者に貢献するとともに、消費者へ海の環境や生産者の労働面に配慮したサステナブルなシーフードを安定的に多様な販路で提供する取り組みを続けています。
「UMITRON CELL」は、AI・IoT技術を活用した水産養殖者向けスマート給餌機です。スマートフォンなどの端末から生け簀で泳ぐ魚のリアルタイム動画を見ながら遠隔で餌やり操作が可能です。また、AIが魚の食欲を判定し、餌量やスピードを最適化、制御することができるため、労働負荷の削減と餌の最適化、海へ餌が流出することを防ぎ環境に配慮した養殖業の実現をしています。
養殖産業の課題となっている人手不足や労働環境の改善、及び魚の供給の安定化が求められています。AI・IoT技術によるスマート養殖化の実現、とても興味深いです。
出典:PR TIMES
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