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最終更新日:2026/09/03
Claude Fable 5.1とMythos 5.1 提供開始
Anthropicは、最新AIモデル「Claude Fable 5.1」と「Claude Mythos 5.1」を発表しました。コーディングや知識労働、科学研究などの能力を高めたほか、セーフガードによる介入の削減やコスト効率の向上を実現しています。
このニュースのポイント
米Anthropicは、最新AIモデル「Claude Fable 5.1」と「Claude Mythos 5.1」を発表しました。コーディングや知識労働、長時間にわたる問題解決タスクで新たな基準を打ち立てるモデルとしています。
「Fable 5.1」と「Mythos 5.1」は同じモデルを基盤としていますが、セーフガードのレベルは異なります。

エージェント型の科学研究ベンチマーク「Terminal-Bench-Science 0.1」では「Fable 5.1」が「Fable 5」を大きく上回るスコアを記録しています。LowまたはMediumのエフォートにした場合「Fable 5」と同等以上の結果をより低いコストで実現するとしています。
なお「Fable 5.1」のエフォートは「Claude Code」がHigh、「Claude Cowork」および「Claude.ai」ではMediumにデフォルト設定されています。

各種ベンチマークにおいて「Fable 5.1」は、従来モデルの「Fable 5」を上回るスコアを記録しました。各種テストや「GPT-5.6 Sol」との比較においても優れたパフォーマンスを発揮しています。
「Fable 5.1」と「Mythos 5.1」の科学研究能力についても幅広い分野でテストを行っています。
オープンソースのタンパク質設計・フォールディングツールを活用したテストでは、12種類の標的に対する「Mythos 5.1」のヒット率は約50%に達し、現在の一般的なヒット率である10〜15%を大きく上回りました。
さらに3つの標的では、Adaptyv Bioのタンパク質設計コンテストに提出された最良の設計よりも10倍高い結合親和性を記録しました。

天文分野では、NASAの探査機マゼランによる30年以上前のレーダー画像をもとに「Fable5.1」が金星表面の3分の1をカバーする高解像度の地形図を新たに作成しました。解像度は従来の10~20kmから2~3kmへ、標高の精度も従来比で最大25%向上しています。

計算生物学では「Mythos 5.1」がカスタムGPUカーネルを作成し、中間結果をキャッシュすることで、オープンソースの深層学習モデル7種類を最大2.5倍高速化しました。
なお、セキュリティ対策も改善されています。生物学や医療に関する良性のリクエストに対するセーフガードの誤発動頻度は「Fable 5」のリリース時と比較して85%減少しました。
さらに「Claude Code」利用時のサイバーセキュリティ向け介入回数も、平均で約60%削減されました。
一方、侵入テストやエクスプロイト生成、バイナリベースの脆弱性スキャンに関しては、引き続きOpusモデルへ自動振り分けされます。

「Fable 5.1」の価格は、トークン100万個あたりの入力は10ドル、出力は50ドルに設定されており「Fable 5」と同じ価格設定としています。
また、キャッシュ読み取りの価格は75%引き下げられ、トークン100万個あたり0.25ドルとなっています。これにより、タスク全体のコストが大幅に削減されました。
「Fable 5」と比較した際、一般的なワークロードにおいて25%、複雑なコーディングや高度なエージェントタスクでは、最大約45%のコスト削減が可能としています。
現在「Claude Fable 5.1」は2026年9月1日(現地時間)より一般向けに提供されています。また「Mythos 5.1」は、サイバーセキュリティやライフサイエンス分野の専門家・組織を対象とした信頼アクセスプログラムを通じて提供されており、現在は米国の一部組織のみ利用可能です。
Anthropicは今後、米国政府と連携しながら、国内外のパートナーへのアクセス拡大を進める方針です。
出典:Anthropic
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