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最終更新日:2026/05/27
日本通運 AI出荷予測機能強化
日本通運は、物流Webアプリ「DCX」のデータ分析オプションサービス「Business Insight」において、AIを活用した出荷予測機能を強化しました。
このニュースのポイント
NIPPON EXPRESSホールディングス株式会社のグループ会社である日本通運株式会社は、物流Webアプリ「DCX(デジタル・コマース・トランスフォーメーション)」のデータ分析オプションサービス「Business Insight」のAIを活用した出荷予測機能を強化し、サービスの利便性を向上させました。
近年、サプライチェーンの複雑化が進む中、販売機会の損失を防ぎながら適正在庫を維持するため、精度の高い出荷予測が求められています。
このような課題に対応するため、同社は倉庫内で蓄積されたオペレーションデータを基に、入出荷履歴や在庫明細をリアルタイムに確認できる物流Webアプリ「DCX」を提供しています。加えて、2025年4月には「DCX」内の物流データを可視化・分析し、顧客の意思決定を支援する「Business Insight」において、AIを活用した出荷予測のサービスを開始しました。
今回は、より迅速な在庫戦略の立案を可能にするため、AI出荷予測機能を刷新し、算出スピードと処理能力を大幅に向上させています。
本サービスでは、1アイテムあたり1〜2時間程度を要していた計算プロセスを見直し、AI出荷予測により算出時間を約5分へと短縮しています。予測は日別・週別・月別で最大半年先まで算出可能になりました。加えて、複数アイテムの予測処理も一括で行えるようになり、多品目を取り扱う企業の業務負荷の軽減も図っています。
また、AIによる予測では、統計的な確率に基づき10段階の予測結果を算出します。これにより、商品ごとの戦略や許容度に応じて最適な予測値を柔軟に選択できるほか、実態に近い予測値を把握しやすくなり、実績との照合によるPDCAサイクルの継続的な改善が可能です。
さらに「Business Insight」の各種分析メニューとの連携も強化しています。エリア別出荷分析では地域や納品先ごとの需要の偏りを可視化し、滞留在庫分析では長期保管商品の把握が可能です。同時注文の詳細分析では、店舗レイアウトの見直しやECのクロスセル、得意先向け提案など、マーケティング施策や販売戦略に活用できます。
NXグループは今後、AI活用を継続し、顧客のサプライチェーンにおける新たな価値創造と社会課題の解決に取り組む方針です。
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