生成AI

最終更新日:2026/06/02
Dreamina AI(ドリーミナAI)は、人気動画編集アプリ「CapCut」の運営元であるByteDanceが提供する、注目の画像・動画生成プラットフォームです。
2026年2月に公開された最新モデル「Seedance 2.0」を搭載し、テキスト・画像・音声・動画を直感的に組み合わせて生成できることから、クリエイターやマーケターの間で大きな話題を呼んでいます。
本記事では、Dreamina AIの概要や具体的な使い方といった基本から、「無料でどこまでできる?」「商用利用は可能?」といった現場で一番気になる疑問まで徹底解説します。
注目のリップシンク機能の精度や他ツールとの比較も交え、あなたの動画制作を劇的にアップデートするヒントをお届けします。

Dreamina AIは、ByteDance(バイトダンス/TikTokを運営する中国発の企業)系のサービスとして提供されているAI生成プラットフォームです。
Webブラウザから利用でき、画像生成・動画生成・リップシンク・音声生成までを一つの環境で行えます。PC(Windows/macOS)のブラウザから利用できるほか、iPhone向けアプリやAndroid向けアプリも提供されています。
日本からはDreamina公式サイトにアクセスして利用できます。
手軽に動画を編集できるアプリとして、CapCutは既に広く認知されています。Dreamina AIとCapCutはいずれもByteDance系のサービスで、既存のCapCutアカウントでDreaminaにログインできます。
Dreamina AIで生成した画像や動画をCapCutで編集できるため、生成から編集までを同じアカウントで進めやすい点が特徴です。なお、利用規約はサービスごとに異なり、Dreamina AIを使う場合はDreamina側の規約が適用されます。
Dreamina AIには、ByteDance傘下のSeed(シード)チームが開発したAIモデルが組み込まれています。
動画生成ではSeedance(シードダンス)シリーズが使われており、2026年5月時点ではSeedance 2.0が注目されています。画像生成モデルの名称や画面上の表示は更新される可能性があるため、利用時は生成画面の表示も確認しましょう。
Dreamina AIは、広告クリエイティブやSNS発信、社内コンテンツの素材を素早く作りたいマーケター・コンテンツ担当者、YouTubeのサムネイルやショート動画を内製したい個人クリエイター、CapCutとセットで動画制作を内製化したい企業の業務利用に向いています。
一方、フォトリアリスティック生成や厳格なIP保護を求めるクライアントワークでは、別ツールの併用や商用利用前の著作権確認を推奨します。

Dreamina AIの画像生成は、複数のモデルから選んで実行できます。
生成画面では「Image 5.0 Lite」のように「Image+バージョン番号」でモデルが表示され、用途や求める画質に応じて選べます。新しいモデルが順次追加されるため、最新の選択肢は生成画面で確認できます。
テキストまたは参照画像から1回で4枚のバリエーションを数秒で生成し、日本語プロンプトの入力にも対応しています。
テキストから画像を作る「Text to Image」、参照画像から「Image to Image」、画像の一部を編集する「インペイント」、被写体を切り抜く「背景削除」、解像度を上げる「HDアップスケール」などが利用可能です。解像度はHigh(2K)とUltra(4K)の2段階で、アスペクト比も9種類から選択できます。

動画生成にはSeedanceシリーズが使われます。
最新のSeedance 2.0は、テキストプロンプトに加えて、画像・動画・音声の参照ファイルを入力でき、4〜15秒の動画を生成できます。Dreamina経由の動画は最大1080pで出力でき、有料プランでは最大60FPSの滑らかな動画も生成できます。
また、Seedance 2.0で生成した動画には、映像の雰囲気に合わせたBGMや効果音も自動で付きます。
別途BGM素材を探したり音楽制作ツールを使ったりしなくても、音声まで含めた動画を1つの画面で作れます。

Dreamina AIのAIアバターは、用意した写真やAIで生成した画像に音声やテキストを組み合わせて、表情や口の動き・体の動きをつけて動画にできる機能です。
ByteDanceが開発したOmniHuman 1.5というモデルが使われており、音声に合わせて口を動かすリップシンクも、この機能の中で行えます。
生成モデルは、低コストで高速に作れる「アバターターボ」と、より高品質な「アバタープロ」から選べます。

画像からAIアバターを作成する画面。性別や年齢、言語などを選択できます。
音声に合わせて喋らせるだけでなく、テキストでキャラクターの動作やカメラの動きを指定できます。
たとえば「商品を手に取って紹介する」「ゆっくりズームインする」といった指示を文章で与えると、その動きを反映した動画が生成されます。
実在の人物ではなくAIで作った人物画像を使えば、撮影なしで解説役やナレーター役のキャラクターを用意でき、商品紹介や教育・研修向けの解説動画、SNS向けのショート動画などに使えます。
このAIアバター機能で、日本語のリップシンクがどの程度自然に使えるのかを実際に検証しました。
検証に使ったのは、次の素材です。
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実際に生成してみると、音声と口の動きのズレはほとんど気になりませんでした。
「あ・い・う・え・お」の母音や、「ぱぴぷぺぽ」「まみむめも」といった発音でも口の形が大きく崩れることはなく、日本語特有の発音でも不自然さは感じられません。
生成にかかる時間も数分程度で、待たされる印象はありませんでした。
一方で、口元以外の動きは想定より大きく出ました。画像から生成すると、手や顔、背景まではっきりと動きます。
これは全身の動きを生成するOmniHumanモデルを使っているためで、にぎやかな演出にはプラスに働く反面、静かに話すだけの落ち着いた動画にしたい場合は、動きが多く感じられることがあります。
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HeyGenと比べると、同期の精度や日本語の自然さ、表情の再現に大きな差はなく、どちらのUIも日本語に対応しており直感的です。
違いが出たのは、音声の用意の仕方と無料プランの使い勝手です。HeyGenはテキストから日本語音声まで自動で作れますが、Dreamina AIにはテキストから日本語の音声を作る仕組みがなく、外部で用意した音声をアップロードする必要があります。
また無料プランでは、Dreamina AIがリップシンク1本でその日のクレジットを使い切るのに対し、HeyGenは月3本まで作れます。
総合すると、無料で試せる範囲でも品質は十分に実用的でした。ただしAIで作られたものだと分かるレベルであり、社外向けの発信に使うには演出やカットの工夫が必要です。
社内向けの説明動画やSNSでのカジュアルな発信など、スピードを優先したい場面に向いています。
Dreamina AIには、動きを再現する「モーション再現(Mimic Motion)」というメニューもあります。ただし、2026年5月時点では、日本を含む一部の地域では利用できませんでした。
提供状況は地域や時期によって変わる可能性があるため、利用できるかは実際の画面で確認してください。

動画をなめらかに変換する「フレーム補間」、画像のスタイルを別の参照画像に近づける「スタイル転送」、画像の枠外を自然に拡げる「拡張(Expand)」など、素材作成や動画編集に役立つ機能も用意されています。
Seedanceは、ByteDance傘下のSeed(シード)チームが開発した動画生成モデルです。2026年2月12日に公開されたSeedance 2.0では、テキスト・画像・音声・動画の4種類の入力に対応し、参照素材を使った動画生成や編集がしやすくなりました。
Seedance 2.0は、テキスト・画像・動画・音声の4種類の入力に加え、1つのプロンプトから複数カットを一貫した世界観で生成する「マルチショット」、複数カット間で人物・服装・小道具の一貫性を維持する「キャラクター一貫性」、映像と音声を後処理なしで同時に生成する「ネイティブ音声同期(英語・中国語・広東語に対応)」を備えています。
参照入力は最大12ファイル(画像9/動画3/音声3)まで、生成時間は4〜15秒の範囲で指定できます。
Seedance 2.0は、短尺の動画コンテンツを内製化したい場面に向きます。
商品紹介の3カット構成、社員紹介のショート動画、SNS用の縦型ストーリー動画などで、撮影機材や外注を介さずに動画素材を作成できます。実写撮影と完全に置き換わるレベルではないものの、情報伝達と雰囲気作りを兼ねるショート動画で力を発揮します。

Dreamina AIには無料プランがあります。月額¥0で、アカウント作成後に毎日ボーナスクレジットが付与され、画像生成・動画生成・リップシンクなどを試せます。
生成物にはDreaminaのウォーターマーク(透かし)が入り、動画生成は短尺・標準解像度に制限されます。使用感の確認や個人の趣味用途に適しています。
有料プランは3階層あり、月額料金とクレジット数に応じて選べます。Dreamina公式の料金(2026年5月時点・割引適用前の通常価格)は次の通りです。
| プラン | 月額(通常) | 月次クレジット | 特徴 |
|---|---|---|---|
| Free | ¥0 | 毎日のボーナスクレジット | ウォーターマークあり/動画は短尺・標準解像度 |
| Basic | ¥2,300 | 2,420クレジット | 7日間の無料トライアルあり |
| Standard | ¥5,200 | 5,775クレジット | 動画解像度向上/最大60FPS |
| Advanced | ¥10,400 | 12,840クレジット | Best value表示/クレジット単価が最も低い |
有料プランの共通機能は、ウォーターマーク削除、動画解像度の向上、最大60FPSの滑らかな動画生成、リップシンク音声生成の4つです。年払いは最大50%オフ、月払いキャンペーンでは最大40%オフが適用される場合があります。
料金は時期・地域・キャンペーンで変動するため、最新情報はDreamina公式サイトの、プランアップグレード画面でご確認ください。
Dreamina AIの無料プランで生成したコンテンツを商用利用する場合は、慎重な確認が必要です。
無料プランでは生成物にウォーターマークが入る場合があり、広告、商品パッケージ、販売用素材などにそのまま使うには適しません。また、Dreaminaの規約では、商用目的の利用について追加条件が適用される場合があるため、利用前に最新のプラン条件と利用規約を確認してください。
ウォーターマークの入った画像

有料プランでは、ウォーターマーク削除や高解像度出力など、商用利用に有益な機能を使用できます。
ただし、有料プランに加入すればすべての生成物を自由に商用利用できるわけではなく、プランごとの条件やDreaminaの利用規約、第三者の権利を侵害していないかを事前に確認してください。
広告や商品ページ、営業資料など社外に公開する用途で使う場合は、生成物そのものだけでなく、入力したプロンプトや参照画像に問題がないかも確認しておくと安心です。
Dreamina AIを商用目的で使う前に、利用規約で特に押さえておきたいポイントが2つあります。
1つは、生成・利用するコンテンツが、第三者や実在の人物の権利を侵害していないかという点です。
もう1つは、ユーザーが入力・生成したコンテンツについて、Dreamina側に広い利用ライセンスが付与される点です。
入力した内容が事業上のリスクにならないか、あらかじめ確認しておく必要があります。
そのうえで、商用利用の際は次の点をチェックしておきましょう。
なお、規約は改定されることがあります。商用利用を前提とする場合は、公開前に必ずDreamina公式の最新の利用規約を確認してください。
Dreamina AIは、CapCutアカウントを持っていればそのままログインできます。
新規ユーザーは、メールアドレス、Google、Facebook、TikTok、Appleのいずれかでアカウントを作成します。


ログイン後、画像生成は次の手順で行います。

動画生成は、トップ画面の「AI Video」または生成済みの画像から利用できます。
Seedance 2.0を使う場合は、モデル選択画面でSeedance 2.0を指定します。

トップ画面から動画を作る

生成済みの画像から動画を作成する
Dreamina AI(Seedance 2.0)と、他の主要な動画生成AIツールを比較します。
料金や利用できるモデルは、地域、契約プラン、キャンペーンによって変わる可能性があります。以下は2026年5月時点で確認できる情報をもとにした目安です。
| ツール名 | 開発元 | 主な特徴 | 料金(月額・目安) |
|---|---|---|---|
| Dreamina AI(Seedance 2.0搭載) | ByteDance | 4種類の入力/マルチショット/ネイティブ音声同期/CapCut連携 | 無料〜¥10,400 |
| Veo 3.1 | ネイティブ4K対応/リップシンク精度に優れる | Gemini Advanced経由で月$19.99〜 | |
| Runway Gen-4.5 | Runway | 映像制作向け/Motion Brush等の直感操作 | 月$15(Standard)〜$95(Unlimited) |
| Kling 3.0 | Kuaishou | ネイティブ4K/最大2分の動画生成/マルチショット | 月$6.99(Standard)〜 |
| HeyGen | HeyGen | AIアバター中心/175言語のリップシンク翻訳 | 無料〜月$29(Creator) |
※OpenAIのSoraは、Web版およびアプリ版が2026年4月26日に提供終了しています。APIは2026年9月24日に提供終了予定のため、本記事では一般ユーザー向けサービスの比較対象から除いています。
上記の比較は、動画生成AIを選ぶ際の目安です。Dreamina AIは、CapCutとの連携や短尺動画の作成を重視したい場合に候補になります。一方で、映像制作向けの細かい調整を重視する場合はRunway、AIアバターや多言語動画を重視する場合はHeyGenなど、目的に応じて使い分けるとよいでしょう。

Dreamina AIを業務で使う場合、入力・生成したデータの扱いを事前に把握しておく必要があります。利用規約やプライバシーポリシーによると、取り扱いの対象になる可能性があるのは次のような情報です。
また、入力・生成したコンテンツについては、Dreamina側に広い利用ライセンスが付与される点にも注意が必要です。提供・管理主体は、プライバシーポリシー上はBytedance Pte. Ltd.とされています。
日本から利用する場合も、ログイン地域で表示される利用規約とプライバシーポリシーを確認しておきましょう。機密情報を含むプロンプトや参照画像をアップロードするかどうかは、社内の情報セキュリティポリシーに照らして判断する必要があります。
生成AIでは、出力されたコンテンツが既存のキャラクター、商標、アートスタイルに酷似してしまうことがあります。
Seedance 2.0をめぐっては、2026年2月にDisneyやParamount SkydanceがByteDanceに差し止め通告を送付したと報じられ、MPA(Motion Picture Association/全米映画協会)やSAG-AFTRA(全米映画俳優組合)も著作権や肖像利用の懸念を表明しました。これを受けてByteDance側は、IPや肖像の無断利用を防ぐための対策を強化する方針を示しています。
ただし、対策が強化されても、既存の著作物に類似した画像・動画が生成される可能性は残ります。商用利用するコンテンツについては、著作権や肖像権の問題がないかをユーザー自身で確認する必要があります。
Seedance 2.0をめぐっては、実在の俳優を想起させるAI動画がSNSで拡散され、業界団体からも批判が出ています。報道では、Tom CruiseやBrad Pittに似た人物が登場するAI生成動画が話題になった例も紹介されています。
企業がDreamina AIを使う場合は、次の点を徹底することが重要です。
Dreamina AIは、ByteDance系のサービスとして提供されている画像・動画・リップシンク・音声生成のAIプラットフォームです。
Seedance 2.0は、テキスト・画像・動画・音声の4種類の入力に対応し、参照素材を使った動画生成や短尺動画の作成に活用できます。料金は無料プランから有料プランまで用意されていますが、金額やクレジット数は利用地域、決済方法、キャンペーンによって変わる可能性があります。
商用利用についても、プラン条件、利用規約、第三者の権利を確認したうえで判断する必要があります。企業で利用する場合は、データ取り扱い、著作権、肖像権、ディープフェイクのリスクを踏まえ、社内で利用範囲を決めてから使うとよいでしょう。
アイスマイリーでは、生成AI のサービス比較と企業一覧(画像生成AI)を無料配布しています。課題や目的に応じたサービスを比較検討できますので、ぜひこの機会にお問い合わせください。
無料プランで毎日付与されるボーナスクレジットの範囲で画像・動画を生成できます。ただし生成物にウォーターマークが入り、動画は短尺・標準解像度に制限されます。本格利用には有料プランへの加入が必要です。
無料プランで生成したコンテンツの商用利用は、避けるのが安全です。有料プランでも、商用利用の可否はプラン条件や利用規約によって変わる可能性があります。第三者の著作権、商標権、肖像権を侵害するコンテンツや、実在する人物を本人の同意なく描いたコンテンツは、商用利用しないようにしましょう。
Dreaminaにログイン後、動画生成画面でモデル選択にSeedance 2.0を指定します。テキスト・画像・動画・音声を組み合わせて4〜15秒の動画を生成できます。
懸念はあります。Dreaminaでは、ユーザーが入力・生成したコンテンツ、利用情報、端末情報などが取り扱い対象になる可能性があります。また、入力・生成したコンテンツについて、Dreamina側に広い利用ライセンスが付与される点にも注意が必要です。機密情報、未公開情報、顧客情報を含むプロンプトや参照画像をアップロードする場合は、社内の情報セキュリティポリシーと照らして判断してください。
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