世界初、溺水予防検知AIシステム「AQUAGUARD」が本格導入へ。AIでプール事故を防止
最終更新日:2024/07/22
パシフィックネットワークは、中央大学研究開発機構と情報実業の協力のもと、世界初の溺水予防検知AIシステム「AQUAGUARD(アクアガード)」を開発し、鹿児島市の原田学園スイミングスクールで本格始動しました。
このニュースのポイント
- 「AQUAGUARD」は、世界初の溺水予防検知AIシステム
- AIがリアルタイムで画像解析を行い溺水事故の防止/溺水者の早期救助を実現
- プールでの監視経験の浅い監視員もサポートすることが可能
有限会社パシフィックネットワークは、中央大学研究開発機構と株式会社情報実業の協力のもと、世界初の溺水予防検知AIシステム「AQUAGUARD」の検知学習を終了。2024年7月1日より鹿児島市の原田学園スイミングスクールで本格始動しました。
溺水事故を未然に防ぐためには十分な監視救助体制が求められていますが、特に夏季の小学校や中学校でのプール開放では、監視経験のない保護者が安全管理を担っている場合が多く、専門的な対応が難しいという課題があります。
それら課題を背景に、水難事故を未然に防ぐため、世界初の溺水予防検知AIシステム「AQUAGUARD」は開発されました。
今回導入された「AQUAGUARD」は、プールサイドに設置されたウェブカメラで利用者の状況をモニタリングし、AIがリアルタイムで画像解析を実行。「溺れが疑われる人の状態」や「事故が起こりそうな人の行動・状態」を自動検知します。さらに、管理者・監視員のスマートウォッチに通知することで、水難事故の防止/溺れている人の早期救助を実現し、監視経験の浅い監視員もサポート可能です。
今回開発されたシステムを利用することで、経験の浅い監視員もサポートすることができ、合理的な安全管理体制を実現することで事故防止・溺水者の早期救助が期待されます。
出典:PR TIMES
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