森永製菓、FRONTEO開発の技能伝承AI「匠KIBIT」を導入
最終更新日:2024/01/25
FRONTEOは、企業の技能伝承をサポートするAIソリューション「匠KIBIT」が森永製菓に1月22日より導入されたと発表しました。
このAIニュースのポイント
- FRONTEO開発のAI「KIBIT」を搭載した、技能伝承サポートAIソリューション「匠KIBIT」を森永製菓が導入
- 森永製菓では、業務の属人化や人手不足、技術継承に関する課題が挙がっていた
- 「匠KIBIT」は、研究開発の技術やノウハウをデータとして蓄積・シェアすることで、人材育成と安定的な生産活動、企業内の組織知形成に貢献
株式会社FRONTEOは、企業の技能伝承をサポートするAIソリューション「匠KIBIT」が、森永製菓株式会社に2024年1月22日より導入されたと発表しました。
森永製菓は、持続可能な社会への貢献とグループの持続的成長を目指しており、近年では、製造業における喫緊の課題である人手不足への対応として、多様な人材の活躍を重要課題の一つに掲げ、人材育成や多様性の促進、職場環境づくりに注力しています。
メーカーの持続的な成長において、熟練者の技術やノウハウを、企業財産として蓄積・伝承していく必要がありますが、熟練者個人に情報が蓄積された状態では、業務の属人化が起き、対象者に重複した問い合わせが集中して大きな負荷と非効率が生じています。また、新人や若手技術者が問題に直面した際に適切な解決策を見つけられない、照会すべき担当者や内容がわからない、といった状況も起きており、森永製菓でもこれらのことが課題に挙がっていました。
これらの課題を解決するため森永製菓は、AIを活用して技術やノウハウを一元的に収集・管理し、技能伝承を支援する「匠KIBIT」の導入に至りました。
「匠KIBIT」は、自社開発AIエンジン「KIBIT」を搭載した企業の技能伝承をサポートAIソリューションです。技術者が持つ技術やノウハウ、業界のさまざまな知識・知見を、データベースに蓄積でき、現場で問題が発生した際に文章で状況と質問を入力すると、適切な対処法を迅速に抽出します。また適切な内容がデータベースに存在しない場合はAIが有識者に回答を依頼し、入力された情報はデータベースに追加されていきます。
今回、森永製菓に「匠KIBIT」が導入されたことで、長年培ってきた製品の研究開発の技術やノウハウをデータとして蓄積・シェアすることができ、人材育成と安定的な生産活動、企業内の組織知形成への貢献が期待されます。
FRONTEOは、今後もAIの技術開発と社会実装、ソリューションの提供を通じて、社会や顧客企業の課題解決と成長への支援に努めるとコメントしています。
出典:株式会社FRONTEO
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