輪島市、AIオンデマンド交通運行アプリ「AI乗合オンデマンド交通 のらんけ+」を提供開始
最終更新日:2024/09/06
輪島市は、SWAT Mobilityが開発したAIオンデマンド交通運行アプリ「AI乗合オンデマンド交通 のらんけ+」の提供を開始しました。能登半島地震の被災者を含む市民に寄り添う新しい公共交通です。
このニュースのポイント
- 輪島市、能登半島地震により震災を受けた交通面を支援するため、AIを使った乗り合い交通の運行サービスを提供
- SWAT Mobilityが独自開発した「AI乗合オンデマンド交通 のらんけ+」を活用
- 相乗り率や乗車人数を最大限に引き上げ、継続的な移動データ分析を実施。道路復旧をサポート
石川県輪島市は、AIを活用した乗り合い交通の運行を、8月1日より開始しました。SWAT Mobility Japan株式会社が開発したAIオンデマンド交通運行アプリ「AI乗合オンデマンド交通 のらんけ+」を提供し、利用者の予約に応じて経路を最適化します。
輪島市は、2024年1月1日に発生した能登半島地震の被災者の生活の足を確保するため、日々変化する街の復興を交通面から支援します。また、道路の復旧状況に応じて停留所の追加・編集を数日内に行い、孤立しがちな仮設住宅の入居者にも外出を促します。
SWAT Mobilityは、人・モノの移動に関する課題解決のため、オンデマンド交通運行システム、路線バス交通分析ツール、物流配送最適化システムを提供しています。今回提供をする「AI乗合オンデマンド交通 のらんけ+」は、SWAT Mobilityが独自開発したダイナミック・ルーティング・アルゴリズムを実装しました。
相乗り率や乗車人数を最大限に引き上げるために、200以上のカスタマイズ可能なパラメーターを調整。また、継続的に移動データ分析(予約の成立率や乗車時間の傾向の理解など)を行い、サービスの改善を繰り返し行っていきます。
「AI乗合オンデマンド交通 のらんけ+」は、平日の午前8時から午後4時まで無料で利用でき、運用期間は2024年8月1日から2025年7月31日までを予定しています。
出典:PR TIMES
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