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最終更新日:2024/02/26
Datadogが、WatchdogのAIエンジンである、ログ異常検知と根本原因分析の2つの新機能を発表しました。
このAIニュースのポイント
Datadogが、WatchdogのAIエンジンである、ログ異常検知と根本原因分析の2つの新機能を発表しました。どちらも追加の設定は不要で、Datadog APMおよびLog Managementのユーザーであれば2つの新機能を即利用できます。
Datadogのオブザーバビリティプラットフォーム全体に組み込まれたWatchdogは、何十億ものイベントを分析。『正常な』振る舞いがどのようなものかを学習して動作を比較することで、ユーザーが予期できない異常動作を検出します。今回発表した新機能は、これらをさらに拡張したものです。
ログ異常検知機能は、ログの正常なパターンを自動的に把握してベースラインを設定。新しいテキストパターンと既存パターンを比較し、データ量における有意の変化および外れ値などの異常を事前に検知します。この新機能により、重大なインシデントに発展する前に隠れた問題を迅速に発見し、対処することが可能になります。
根本原因分析機能では、DatadogのAPM製品と連携して、組織のサービス全体にわたる問題の因果関係を自動的に特定。問題の発生源を正確に割り出します。
さらに、Datadogのリアルユーザーモニタリング(RUM)が導入されている環境においては、問題がビジネスに与える影響も分析。手動では通常、数時間から数日かかる因果関係の特定やユーザーへの影響を、数分で解決できます。
DatadogのApplication Performance Monitoring担当グループプロダクトマネージャーであるオムリ・サス(Omri Sass)は、「分析から得られた予測結果を、直接ユーザーのワークフローに提供することで、最も注視すべき分野を即座に判断可能」としています。
また、Cvent社のSite Reliability Architectであるブレント・モンタギュー(Brent Montague)氏は、「Watchdogにより、従来のモニターでは通常捉えられないイベントを明らかにすることで、チームが重要なアラートへの対応に専念できます。根本原因分析機能によって重要な情報がすべて手に入るようになり、チームはビジネスクリティカルな問題を迅速かつ効率的に調査して対処できるようになりました。」と述べています。
出典:PR TIMES
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