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最終更新日:2024/01/04
フライウィールから、データ・AI での需要予測による発注と個店の品揃え最適化を同時にサポートする「Conata™ Demand Planner」の提供が開始されました 。製品の公開に先立って、TSUTAYAの書店事業で先行導入されています。
このAIニュースのポイント
株式会社フライウィールが、データ・AIから個店の最適な品揃えと在庫適正化を支援する需要管理サービス「Conata™ Demand Planner」の提供を開始しました。製品の公開に先立ち、カルチュア・コンビニエンス・クラブ (略称: CCC)が展開するTSUTAYAの書店事業で先行導入されています。
「Conata™ Demand Planner」は、顧客内に点在する多様かつ大量のデータを活用し、それらの課題を解決するサービスです。フライウィールの独自技術(オントロジー技術など)を通じて、データから人・商品・店舗の関係性を導き出し、個店ごとの需要予測と品揃え最適化に応用。その結果、時系列解析の精度を超えた予測精度と、最適な品揃え提案が同時に実現可能となりました。
先行導入したTSUTAYAでは、約7,000万人の会員データや約800店舗、約450万タイトルが組み合わさった桁違いに多量なデータを、「Conata™ Demand Planner」によってデジタル空間に再現し、意味や関係性を抽出しました。
そのデータを活用して AI(人工知能)が書店ごとに売れ行きを予測し、適正部数と品揃えをCCCの自動発注システムと連動されます。この仕組みによって、人手では困難だった「各書店のニーズに基づいて最適な量を最適なタイミングで配本できる仕組み」を新たに作り出すことに成功しました。
結果的に、一般的に30%以上とされる書籍の返品率を13%まで引き下げることに成功し、限りあるスペースを更に有効活用できることが実証されています。
今後は、書店事業の効率化を推進のために、書籍等の販売を行うTSUTAYA約800店舗に順次導入される予定です。
出典:PR TIMES
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