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東京科学大学、AI基盤研究と科学応用を一体的に推進する拠点「AI-Science Nexusセンター 」設立

最終更新日:2026/04/27

東京科学大学 AI研究拠点設立

東京科学大学は、大規模言語モデルの開発をはじめとするAI基盤研究と、AIを活用した学際的な科学応用を一体的に推進する拠点「AI-Science Nexusセンター 」を設立しました。

このニュースのポイント

  • 東京科学大学、AI基盤研究と科学応用を一体的に推進する拠点「AI-Science Nexusセンター」を設立
  • AI研究のハブ機能を担うオープンラボとして柔軟な共同研究体制を整備し、若手研究者支援や人材育成拠点を形成
  • AIエコシステムを構築し、研究開発の加速と新たな産業創出を目指す

東京科学大学は、2026年4月1日に「AI-Science Nexusセンター(AISNeC)」を設立しました。

本センターは、大規模言語モデル(LLM)の開発をはじめとするAI基盤研究と、AIを活用した学際的な科学応用を一体的に推進する拠点として機能します。

近年、生成AI技術が急速に進展する中で、米国や中国では、大規模な研究体制のもとで開発が進められています。一方、日本の大学では研究が研究室単位に分散し、十分な連携体制が構築されていないのが現状です。

東京科学大学においても、産業技術総合研究所との連携によるLLM「Swallow」の開発やGPUクラスタ「TSUBAME」に代表される計算基盤など、世界水準の研究ポテンシャルを持ちながらも、学内で資源が分散しており、十分に活用されていません。

また、日本では若手AI研究者の待遇が国際水準に比べて低く、優秀な人材の流出も課題となっています。

こうした背景を踏まえ、「AISNeC」は、AIそのものを深化させる「Science of AI(SofAI)」と、AIを科学に応用する「AI for Science(AI4S)」を結びつけることで、研究開発の加速と新たな学際領域の創出を目指すことを目的に設立されました。

本センターでは、「TSUBAME」を基盤にAI研究を実施し、大規模かつ組織的な研究体制を構築して、包括的な産学連携を推進します。同時に、オープンラボラトリとして、柔軟な共同研究体制を整備し、AI研究のハブ機能を担います。

また、若手研究者への支援を強化するほか、AI倫理・知的財産・著作権・データプライバシーへの対応体制を整備し、研究者が安心して研究に専念できる環境を構築します。

さらに、公的研究機関や企業とのクロスアポイントメント制度を活用し、研究と教育を一体化した人材育成拠点を形成します。加えて、学部教育におけるデータサイエンス・AI教育を統合し、社会人のリスキリングを含む高度AI教育を展開します。

「AISNeC」は、研究推進・人材育成・産学連携・国際展開を一体的に推進し、学内資源を統合したAIエコシステムを構築することで、新たな産業創出を目指します。

出典:東京科学大学

AIsmiley編集部

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