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最終更新日:2024/04/26
SCENTMATICは日本酒ソムリエAI「KAORIUM for sake」を活用し、新しい売り場づくりを実施。導入店舗で、嗜好分析結果上位の銘柄「売上本数」8.4倍を記録しました。
このAIニュースのポイント
SCENTMATIC株式会社は、日本酒ソムリエAI「KAORIUM for sake」(以下、KAORIUM for sake)に蓄積された顧客ニーズデータを活用し、今までにない新しい売場づくりを実施しました。その結果、実際の導入店舗において、嗜好分析結果上位の銘柄「売上本数」が8.4倍を記録しました。
「KAORIUM for Sake」は、インターネット上の膨大な言語表現と、人の香りの感じ方を学習したAIです。1万以上の日本酒の風味・感性データと酒ソムリエの感性を融合させ、店頭にある日本酒とのマッチ度をAIが解析。その人に合ったお酒をレコメンドします。
SCENTMATICは、このAIを通じて利便性だけでなく、新しい日本酒との出逢いや、選ぶ楽しさを提供しています。今回SCENTMATICは、「KAORIUM for Sake」に蓄積された来店客の大量の嗜好データを活用し、来店客が求めているものを、より分かりやすく提示する売り場づくりを実現しました。
では、「どの日本酒の銘柄が検索結果に多く表示されたのか」「日本酒を選ぶ際の気分や求める味わいは何か」といった、嗜好データを収集することが可能です。今回8.4倍の売上げ向上を記録した導入店舗では、「KAORIUM for Sake」内の人気ワードランキングとして、なりたい気分では「リラックスしたい」「自分にご褒美」「解放されたい」が上位に、好みの味わいでは、「フルーティ」「飲みやすい」「すっきり」が上位を占めました。
「リラックスしたい + 故郷のぬくもり」「フルーティ + プラムのような」等、ユーザーが「KAORIUM for Sake」で選んだ「なりたい気分」「好みの味わい」や「KAORIUM for Sake」が検索結果として表示した日本酒の銘柄を分析。来店客の嗜好にフィットした訴求力の高い棚を設置した結果、その結果、嗜好分析結果上位に該当するお酒の売上げ本数が、8.4倍にアップしました。
SCENTMATICは「今後も、KAORIUM for sakeを活用した売場づくりを進めていきます。ECでなんでも購入できる時代において、リアル店舗で買い物をする価値を創造していく」とコメントしています。
出典:PR TIMES
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