SB C&S、企業における生成AI開発と利活用に関する意識調査を実施。6割以上の企業がChatGPTの導入を進める
最終更新日:2024/09/20
SB C&Sは、企業の生成AI開発と利活用の実態について把握するため、企業の情報システム担当者とビジネスパーソンを対象に、意識調査を実施しました。 6割以上がChatGPTを導入または導入を検討していることが分かりました。
このニュースのポイント
- SB C&Sが「企業の生成AI開発と利活用に関する意識調査」を実施。6割以上がChatGPTを導入、または導入を検討していると回答
- 生成AIの開発リソースは「クラウドメイン」が約半数を占めた。AI開発においては、AI人材の不足が課題と考える企業が約4割
- 約3割が「ChatGPTや生成AIを開発・活用する場合、技術的な支援があれば利用したい」と回答
SB C&S株式会社は、企業における生成AIの開発と利活用の実態や導入における課題を把握すべく、企業の情報システム担当者やビジネスパーソンを対象に「企業の生成AI開発と利活用に関する意識調査」を実施しました。
ChatGPTが2022年に公開されて以来、生成AIが世界中で注目されており、AIの導入が進んでいる企業や、導入を検討している企業が増えています。そこでSB C&Sは、2024年1月16日から3月16日の間、企業の情報システム担当者161人とビジネスパーソン178人に対して、生成AIの開発や利活用に関する調査を行いました。
その結果、企業におけるChatGPTの導入状況は「ChatGPTを導入済み・導入検討中」が23.3%、「ChatGPT(一般・共用)を導入済み・導入検討中」が20.1%、「自社専用ChatGPT基盤を導入済み・導入検討中」が17.1%で、6割以上の企業が導入済み、または導入検討中であることが分かりました。
45.3%の企業が、AIの開発リソースとしてクラウドをメインで活用していることが判明。クラウドに対する意向の高さがうかがえます。
AI開発や活用の課題としては「AI関連を担う能力のある人材が社内で育成できていない」が20.8%、「AI関連を実現する上で社員のITリテラシーが不十分である」が17.6%となり、人材不足が大きな課題として挙がりました。
生成AIの自社開発と活用に必要なサービス、支援については「導入時の技術的サポート・支援」が18.8%、「用途別開発基盤案内(クラウド・オンプレを含む)」が5.3%、「オンプレ開発基盤トライアル・PoC」が3.4%、「開発基盤設計を含むオンプレ基盤導入支援」が3.0%という結果となり、サポートに対する需要が一定数あることが分かりました。
出典:SB C&S
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