サッポロビール「AI需要予測システム」の運用開始を発表
最終更新日:2023/12/14
サッポロビールは、ビールやRTDの出荷における「AI需要予測システム」の運用開始を発表しました。
このAIニュースのポイント
- サッポロビールは「AI需要予測システム」の運用開始を発表
- これまで人が担っていた需要予測を人とAIが協働することで、在庫の最適化や最適なサプライチェーンの構築が期待される
- AIを育成・運用することで、これまでの予測ノウハウを組織知として蓄積・継承しながら業務の高度化を目指す
サッポロホールディングス株式会社のグループ企業であるサッポロビール株式会社は、ビールやRTDの出荷における「AI需要予測システム」を7月1日から本格的に運用を開始します。
「AI需要予測システム」は日鉄ソリューションズの支援を受けて開発したシステムで、商品発売の約16週間前から需要予測を開始し、受注状況や販売状況などを反映しながら出荷量を予測します。これまで人が担っていた需要予測を人とAIが協働することで、在庫を最適化し顧客のニーズに迅速かつ柔軟に応えることができるサプライチェーンの構築が期待されます。
サッポロビールは、2022年10月からデータ分析・試験モデル作成に着手し、ビールやRTDの限定品を中心に約40アイテムでAIの機能検証に取り組んでいました。AIの学習を重ねることで人とAIが協働した場合の予測精度は、結果として人だけの予測精度よりも約20%上昇しました。
今回のサッポロビールの取り組みは、AIに需要予測を任せるのではなくAIを育成・運用し、これまでの予測ノウハウを組織知として蓄積・継承しながら業務の高度化を目指します。また需給管理業務の高度化により、サプライチェーン全体の計画・実行業務の高度化やデータ主導型の意思決定、在庫やコスト構造の最適化が期待されます。
サッポロホールディングスは「今後も、DX・IT人財育成プログラムや日鉄ソリューションズからのスキルトランスファーを通して、AIによるアウトプットを理解・活用したDX人財の育成とAIとの協働を実現します」とコメントしています。
出典:PR TIMES
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