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最終更新日:2025/09/08
リコーとリコージャパンは、デジタルサイネージを介してAIがユーザーの質問に回答するサービス「RICOH Digital Signage AI音声コンシェルジュ」の提供を開始しました。
このニュースのポイント
株式会社リコーとリコージャパン株式会社は、デジタルサイネージを介してAIがユーザーの質問に回答するサービス「RICOH Digital Signage AI音声コンシェルジュ」の提供を2025年9月1日より開始しました。
小売業やサービス業などの接客現場では、人手不足や接客品質のばらつき是正、多言語対応といった課題があります。その中でも様々な質問への対応は現場スタッフの大きな負担となっています。
「RICOH Digital Signage AI音声コンシェルジュ」では、デジタルサイネージに表示されたAIアバターに質問をすると、AIが事前に登録された回答リストから抽出し、音声とテキストでユーザーに回答します。
さらに、ボイット株式会社の「VOYT CONNECT」と連携すると、回答の登録がない質問を受けた場合にデジタルインカム経由でスタッフにエスカレーションされます。加えて、音声テキスト化機能や多人数通話機能、同時翻訳機能などを活用できます。
本サービスを導入することで、接客業の多くを占める質問への回答をAIが対応し、現場の省人化や教育コストの削減といった効果が期待されます。
加えて、多言語対応可能なAIを活用することでインバウンド需要の増加に対応したり、利用ログを分析することで顧客ニーズの把握や店舗運営の改善などマーケティングにも活用できます。
リコーとリコージャパンは、さまざまな現場で「RICOH Digital Signage AI音声コンシェルジュ」を活用してもらうことで、人にしかできない業務とAIができる業務を棚卸し、従業員の価値を最大化、Well-being向上にも貢献するとしています。
出典:リコー
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