【QuillBot使ってみた】評判は本当?料金プランや使い方も解説
最終更新日:2024/11/06
QuillBotとは、文章の書き換えや文法チェックなどさまざまな機能を保有している英語専用の文章校正ツールです。英語を勉強している際に英文がおかしな場合やほかの単語に言い換えたい時などさまざまな場面で活用できます。
今回は、実際にQuillBotを使い、英語学習の添削をしてもらいました。無料版と有料版の違いやおすすめな人、実際に使ってみてわかったメリットとデメリットについても紹介しているため、利用を悩んでいる人は本記事を参考にしてください。
QuillBotってどんなツール?
QuillBotとは、入力した英文のスペルミスや要約などさまざまな機能を使用できる文章校正ツールです。QuillBotはどのような英文を作成するのにも適しているツールですが、特に英語での論文作成に適しています。
英語で論文を作成する場合は膨大な文章を作成する必要があるため、何度もスペルミスをしてしまう恐れがあるためです。アイデアが優れていたとしても英語の間違いが多発してしまうと、良さが伝わりません。
また、QuillBotは盗作チェックする機能を兼ね備えているため、意図せずに盗作してしまう事態を防止できます。QuillBotを活用し、効率的に英文作成をしましょう。
QuillBotの機能を詳しく解説
QuillBotには、以下の5つの機能があります。
- Paraphraser(言い換えツール)
- Grammar Checker(文法チェッカー)
- Plagiarism Checker(盗作チェッカー)
- Summarizer(要約機能)
- その他の便利機能
QuillBotにどんな機能があるのか理解したうえで、利用しましょう。
Paraphraser(言い換えツール)
Paraphraser(言い換えツール)は、特定の英語の文章を意味は同じだけど違う言い回しにしてくれる機能です。言い換えてくれた単語を何度もクリックすると異なる類義語が表示され、自分の意図に沿った言い換えが実現できます。
Grammar Checker(文法チェッカー)
Grammar Checker(文法チェッカー)は、文法や句読点、スペルなどのミスがないかを確認できる機能です。修正が必要な部分にはアンダーラインが引かれて修正候補が表示されるため、気づきにくいミスも簡単に修正できます。
Plagiarism Checker(盗作チェッカー)
Plagiarism Checker(盗作チェッカー)は、文章の盗作の可能性もしくは類似性を20ページまで確認できる機能です。具体的には、言い換えられた単語や同一の単語、省略された単語、軽度な変更などは盗作だと認識されてしまいます。
QuillBotに盗作だと認識されなければ、独自性のある作品だと認識しても問題ないです。
Summarizer(要約機能)
Summarizer(要約機能)は、長文を短い文章に書き換えてくれるため、長文を読むのが大変な場合に活用できます。
要約する文章の長さも調整でき、自分好みの要約ができます。
その他の便利機能
QuillBotには、ほかにもさまざまな機能があります。
例えば、ライティング補助機能を活用すれば、類義語の提案や位置の変更などをしてくれるため、読みやすい英文の作成が可能です。
また、QuillBotには翻訳機能があり、日本語を含めた40か国以上の言語に翻訳できます。QuillBotには英文に関するさまざまな機能が多々あります。英文に関する悩みを抱えている場合は、一度QuillBotを利用するとよいでしょう。
QuillBotの料金プラン:無料版と有料版の違いは?
QuillBotには無料版と有料版があり、有料版は以下の3種類です。
月額 | 6か月 | 1年間 |
$19.95(約2,944円) | $79.95(11,799円) | $99.95(14,751円) |
また、無料版と有料版の機能面では、以下の違いがあります。
項目 | 無料版 | 有料版 |
単語数 | 125文字 | 無制限 |
要約 | 1,200文字 | 6,000文字 |
リライト | × | 〇 |
高速化 | × | 〇 |
盗作チェック | × | 〇 |
トーン | × | 〇 |
QuillBotは無料でも使用できますが、有料版だとさらに利便性が向上します。上記の表を参考にし、無料でQuillBotを使用すべきか、有料で使用すべきかを決定しましょう。
Quillbotの使い方
QuillBotを使用するためには、無料会員登録をする必要があります。ここでは、QuillBotを無料登録する方法を紹介します。
最初に下記のリンクからQuillBotにアクセスしてください。
QuillBot公式ページ
次に右側の人型マークをクリックしてください。
すると、下記の画面のように選択肢が表示されるため「Log in/Sign up」をクリックしましょう。
アカウントを保有している場合はEメールアドレスやパスワードを入力してログインしますが、今回は新規会員登録の説明のため「Don’t have an account?」を選択してください。
次の画面でEメールアドレスとパスワード、名前を入力する画面があるため、入力します。入力し終えたら「Continue」をクリックしてください。
次は、「どんな目的で使用するのか」「貴方の学習レベルがどれくらいか」など質問されるため、回答します。
最後に「今日はどんな目的で使用しますか?」と聞かれるため、どんな機能を使用するのか選択してQuillBotの使用が開始できます。
上記の手順を参考にし、QuillBotの登録をしてください。
QuillBotを使ってみた
ここでは、実際にQuillBotの以下の3つの機能を使ってみます。
- Paraphraser(言い換えツール)
- Grammar Checker(文法チェッカー)
- Summarizer(要約機能)
Paraphraser(言い換えツール)
まずは、Paraphraser(言い換えツール)を実際に使用してみます。例えば「I want to go on a trip overseas(私は海外旅行に行きたい)」と入力すると、以下のように言い換えてくれます。
意味は全く同じですが、全然異なる英文で言い換えることが可能です。
Grammar Checker(文法チェッカー)
次は、Grammar Checker(文法チェッカー)を実際に使用してみます。「I wont to sat sushi which I love to fill the stomach(私が大好きなお寿司をお腹一杯に食べたい)」と文章の単語をあえて間違えてみましたが、QuillBotは文法の違いを見つけてくれるのでしょうか。
文法に関しても、どの部分が異なっているのかを見事提示してくれています。
Summarizer(要約機能)
最後に使用するのが、Summarizer(要約機能)です。今回は、以下の文章を要約してもらいました。
「One day grandmother was a river, and grandfather washed it for lawn mowing.
When grandmother washes it in a river, a peach flows, and a boy is born from the inside.
The boy whom they brought up carefully grew up and would go for ogre extermination, and they exterminated an ogre, and the village became peaceful.(ある日おじいさんが芝刈りにおばあさんが川で洗濯をしていました。おばあさんが川で洗濯をしていると桃が流れてきて、中から男の子が誕生。大切に育てた男の子が成長して鬼退治に出かけることになり、鬼退治して村は平和になりました。)」
その結果、以下のように要約されています。
「Grandmother washes a river, resulting in a peach flow and a boy born. The boy grows up, seeks ogre extermination, leading to peace in the village.(祖母が川を洗うと桃が流れ、男の子が生まれる。少年は成長し、鬼退治を求め、村に平和が訪れる。)」
端的に要約してくれました。上記の使用例を見ればわかるように、QuillBotはクオリティの高い英文ライティングソフトです。
常日頃から頻繁に英文に触れている人は、ぜひQuillBotの利用を検討してください。
QuillBotを使ってみた感想:メリット・デメリットを正直レビュー
QuillBotを実際に使ってみて感じたメリットは、以下の5つです。
- 盗作が回避できる
- 定型文が再利用できる
- ライティングスキルが向上する
- わかりやすい表現に改善できる
- 学会誌の引用マナーを守ってくれる
QuillBotは、入力した文章を即座に分析し、文法ミスや表現の改善点を指摘してくれます。 そのため、英語のライティングスキルが向上してさらにわかりやすい文章の作成ができます。
その一方で、QuillBotを実際に使用して感じたデメリットは、「会員登録しなければならない」ことのみでした。
QuillBotは無料で会員登録できますが、世の中には会員登録せずに利用できるサービスが多々ある中で会員登録しなければ利用できないことは心理的抵抗を感じました。ただ、会員登録は5分もかからずに完了できたため、スムーズな会員登録ができます。
それぞれのメリットとデメリットを理解したうえで、QuillBotを利用する判断をしてください。
QuillBotはこんな人におすすめ!
QuillBotは、以下の人におすすめのサービスです。
- 学生
- 英語の勉強をしている人
- 編集者
- 研究者
- ライター
大学で英語を学んでいる学生は、英語で論文を書く機会も多いのではないでしょうか。英語で論文を書く場合も、QuillBotを活用すれば文法を確認できるため、間違った英語の使い方をせずに済みます。
英語の学習をしている人にとっては、言い換え機能や要約機能などが役立ちます。編集者は大量の文章を短時間で確認しなければならないため、数秒で文法チェックができる機能は業務に活用できます。
研究者は論文の執筆や研究ノートの整理をする必要があり、文法チェック機能で文章の質をさらに高めることが可能です。
ライターがQuillBotを活用すれば、英語に関係する文章が短時間で作成できます。
上記のいずれかに当てはまった人は、QuillBotをぜひ利用してみてください。
まとめ:QuillBotでライティングスキルをワンランクアップ!
今回は、QuillBotの使い方や機能、おすすめな人を紹介しました。QuillBotは、英文の書き方や文法を改善するAIツールです。
とはいえ、QuillBotがどんな人におすすめなサービスなのか理解できなければ、利用する適切な判断ができません。改めて、QuillBotは、以下の人におすすめなサービスです。
- 学生
- 英語の勉強をしている人
- 編集者
- 研究者
- ライター
この記事を参考に、QuillBotを無料体験して、あなたのライティングをレベルアップしませんか?
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