トヨタとNTTが「モビリティ×AI・通信」の共同取り組みに合意。交通事故ゼロ社会の実現を目指す
最終更新日:2024/11/11
トヨタとNTTは、モビリティ分野におけるAI・通信の共同取り組みに合意しました。両社は、交通事故ゼロ社会の実現を目指します。
このニュースのポイント
- トヨタとNTTが、モビリティ分野におけるAI・通信の共同取り組みに合意
- 協働で、切れ目のない通信基盤と、大量のデータを処理するAI基盤等を組み合わせた「モビリティAI基盤」を構築
- 「モビリティAI基盤」をモビリティ分野での標準化も目指す
トヨタ自動車株式会社と日本電信電話株式会社(NTT)は、2024年10月31日、モビリティ分野におけるAI・通信の共同取り組みに合意しました。この取り組みを通じて両社は、交通事故ゼロ社会の実現を目指します。
交通事故ゼロ社会の実現には、クルマ側でのデータドリブンによる運転支援技術の高度化や将来的な自動運転技術の開発に加え、ヒト・モビリティ・インフラが繋がるインフラ協調型の取り組みが必要です。双方を実現するために、トヨタは安全安心を第一優先としたSDVの開発を進めています。SDVの進化と並行して、高速・高品質な通信基盤と、膨大な情報を収集して処理するAI基盤や計算基盤といったインフラの構築がより重要になります。
今回、通信に強みを持つNTTと協業して、切れ目のない通信基盤と、大量のデータを処理するAI基盤や計算基盤を組み合わせた「モビリティAI基盤」を構築します。具体的には、IOWNの光通信技術を活用した「分散型計算基盤(データセンター)」「インテリジェント通信基盤」を土台にして、ヒト・モビリティ・インフラからの多様なデータを学習・推論するモビリティAIを実現します。
これにより、交通事故の無い安全安心でサステナブルなモビリティ社会の実現と「モビリティAI基盤」のモビリティ分野での標準化を目指します。
本取り組みにおいて、今後両社で2030年までに5,000億円規模の投資を見込んでいます。2025年以降、モビリティAI基盤の開発をスタートさせ、2028年頃から様々なパートナーと、三位一体でのインフラ協調による社会実装を開始し、2030年以降の普及拡大を目指しています。
出典:トヨタ
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