生成AI

最終更新日:2024/06/06
三菱総合研究所は、顧客向け提案書の作成を支援するAIツールを開発しました。人間とAIの共同作業により内容を短時間でブラッシュアップし、資料を自動生成します。
このAIニュースのポイント
株式会社三菱総合研究所は、生成AIの技術と、蓄積されたコンサルティングのノウハウを融合させた提案書作成支援ツールを開発しました。提案・営業活動の迅速化、ナレッジ共有、人材早期育成効果を見込み、4月から社内で試験的に利用を開始しています。
コンサルティングにおいて最適な提案を行うには、業務や課題背景の理解と調査、課題の本質の掘り下げ、解決策案出の3点が重要です。これらを踏まえ、本ツールでは5つのステップで、人間とAIの共同作業による提案書の作成を行います。
具体的には、プロジェクト情報のインプット、目的整理、アプローチの生成、ブラッシュアップ、資料化に分けられます。これらのプロセスはAIに任せるだけでなく、検討が不足している場合は研究員が確認し、内容を修正して再生成することが特徴です。AIは提案書の草稿を作成するサポート役となり、研究員による最終的な提案書作成を支援します。
さらに、生成した結果からAIがスライド資料を自動で作成。提案の構想時間と、資料の作成時間削減に貢献します。
今後、三菱総合研究所は、利用者のフィードバックを受けて機能と使いやすさの改善を行う予定です。また、企画書や営業資料の作成を支援する提案書生成ソリューションとして、社外へのサービス提供も検討しています。
出展:PR TIMES
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