生成AI
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最終更新日:2024/06/17
米Microsoftが支援するMistral AIは、80以上のプログラミング言語に精通したコーディング向け生成AIモデル「Codestral」を発表しました。
このニュースのポイント
米Microsoftが支援するプランス企業のMistral AIは、Python、Java、C、C++、JavaScript、Bashなど、人気の言語を含む80以上のプログラミング言語に精通したコーディング向け生成AIモデル「Codestral」を発表しました。
Codestralは、コード生成タスク専用に設計された220億パラメーターのオープンウェイト生成AIモデルで、コード生成から完成までのタスクに特化しており、非商用ライセンスのもとで利用可能です。
Codestralは、3万2000トークンのコンテキストウィンドウを持つ220億パラメータモデルを備えています。
コード生成の長期評価であるRepoBenchでは、競合する米MetaのCode Llama(4000/700億)や中国DeepSeekのDeepSeek Coder(1万6000/330億)と比較しても優れたパフォーマンスを発揮しています。
Python に加えて、C++、bash、Java、PHP、Typescript、C#の6つの異なる言語で、複数のHumanEvalパス@1でCodestralのパフォーマンスを評価し、平均を計算。
いずれも平均値を上回る性能を持つことがわかります。
Codestralは、コード生成タスク専用に設計されたオープンウェイトAIモデルで、HuggingFaceからダウンロードし、APIエンドポイントを通じて利用できます。また、8週間のベータ期間中は無料で利用可能です。
オープンウェイトではありますが、Mistral AI Non-Production Licenseでのリリースのため、研究やテストの目的では使えますが、商用利用はできません。
出典:Mistral
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