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最終更新日:2023/11/30
三重県はAIチャットボット「HUEチャットボット」を導入しました。産業廃棄物に関連する申請受付などの問い合わせ対応に活用し、DX推進を図ります。
このAIニュースのポイント
三重県は、株式会社ワークスアプリケーションズのAI型チャットボット「HUEチャットボット」を導入しました。チャットボット導入により、産業廃棄物に関する問い合わせ対応時間の削減を実現しました。
三重県では、産業廃棄物処理やリサイクル分野の振興を目指し、人材育成やICTの活用に力を注いでおり、問い合わせ対応の効率化を図るためにチャットボット導入を検討していました。実際に昨年度後半に「HUEチャットボット」を導入し、その運用管理のしやすさから、導入からわずか1カ月で運用を開始しました。
「HUEチャットボット」はNLP技術を活用し、日本語の揺らぎに対応するAI型チャットボットです。専門用語への対応や国内最大規模の290万語登録、あいまいな問いへの対応が特徴で、人間との対話に近い高精度なコミュニケーションを実現しています。導入時の正答率は85.6%でしたが、精度チューニングをおこなうことにより94.0%の正答率を達成しました。
導入後「HUEチャットボット」は三重県ホームページの産業廃棄物関連ページに「みえ産廃申請案内チャットボット」として設置され、産業廃棄物に関する法律や条例に基づく届出や報告に関する問い合わせに対応しています。今年度は産業廃棄物収集運搬業の許可申請や処理実績の報告など4項目に対応し、さらに英語、中国語、韓国語などでの対応も可能です。
三重県は、今後も行政手続きDXの一環としてチャットボットの活用を進めていき、関連事業者の利便性向上と業務効率化を図っていくとコメントしています。
出典:PR TIMES
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