Meta、最新LLM「Llama 3」によるAIアシスタント「Meta AI」がSNSに統合
最終更新日:2024/04/24
Metaは、AIアシスタント「Meta AI」をInstagramやFacebookなどに追加すると発表しました。このAIは、Metaの最新のLLM「Llama 3」によって構築されています。
このAIニュースのポイント
- AIアシスタント「Meta AI」が、様々なSNSで使用可能に
- 最新LLM「Llama3」により構築
- テキストに対する画像生成機能も搭載
Metaは4月18日、AIアシスタント「Meta AI」を、Facebook、Instagram、WhatsApp、Messengerに導入すると発表しました。まずは英語版のみで、北米やシンガポールなど、数十カ国で提供予定です。現状、日本での提供は未定です。
「Meta AI」は、Metaの最新のLLM「Llama3」で構築されており、GoogleやBingの検索エンジンからリアルタイムの知識が直接統合されてます。
例えば、InstagramのDMで友人とピクニックの予定を立てる際、「Meta AI」を会話に参加させて「サンフランシスコで夕日がきれいなピクニックスポットを教えて」と尋ねると、Google検索結果に基づいて複数のスポットが提案されます。
また、「Meta AI」はアプリだけでなく、Webサイト「meta.ai」でも利用できます。
さらにWhatsAppとmeta.aiでは、画像生成機能「Imagine」もβ版として利用できるようになります。リアルタイムでテキストから画像を作成することが可能です。
例えば「Imagine a soccer game on mars」(火星でのサッカーの試合の画像を生成して)と入力すると、「soccer」を入力した時点ではサッカーをする人物の画像が表示され、「on mars」まで入力すると指示通りの画像が生成されます。また、画像をアニメーション化してGIFとして保存し、共有することもできます。
ほかにも、Facebook、Instagram、WhatsApp、Messengerの検索でも利用でき、アプリ間を行き来することなく、ウェブ全体からリアルタイムの情報にアクセス可能です。
Facebookのフィードをスクロールしているときに「Meta AI」にアクセスし、投稿から直接「Meta AI」に詳細を問い合わせることもでき、シームレスな検索体験が実現します。
「Meta AI」はこうしたサービスのほか、米国ではレイバンのMetaスマートグラスでも利用可能で、今後はMeta Questにも搭載するなど、順次Metaサービス上での展開が強化される予定です。
出典:Meta
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