生成AI
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最終更新日:2024/06/24
国際産業見本市の主催・企画・運営における業界最大手のRX Japan株式会社が、2024年6月19日(水)から6月21日(金)の3日間、東京ビッグサイトにて第36回 ものづくりワールド[東京]を開催中です。
ものづくりワールド [東京] は、10の構成展と約2100社の出展からなり、IT、DX製品、部品、設備、装置、計測製品など、開発・製造期間の短縮、DX・IT化の推進、コストダウン、工場の省エネ・自動化に貢献する最新技術が集結します。
構成展の1つである「ものづくりAI/IoT展」では、IoTプラットフォーム、AIソリューション、セキュリティ、通信機器など製造業向けIoT・AIソリューションが出展し、実際に製品を体験したり、その場で相談や比較検討も可能です。
今回は、メディアパートナーを務めるAIsmileyが展示会の様子をお届けします。
株式会社PFUは、石川県に本社を置くICT関連企業です。今回は、ドキュメントイメージング事業本部 販売推進統括部 fi/DynaEye販売推進部 上級文書情報管理士 青山 巧 氏にお話を伺いました。
株式会社PFU ドキュメントイメージング事業本部 販売推進統括部 fi/DynaEye販売推進部 上級文書情報管理士
青山 巧 氏
――貴社の事業内容について教えてください。
――PFU 青山氏
弊社は石川県に本社を置き、50年以上の歴史がある企業です。事業内容としては、スキャナーなどのハードを作っているメーカーです。
また、ハードだけでなく、OCRソフトや文書管理のソフトも作っています。OCRソフトは先日アップデートをし、読み取りたい箇所を事前に選択しなくとも、請求書や領収書の中に書かれた文字をAIが自動で判別し、取り出せるようになりました。
――ありがとうございます。貴社製品の強みを教えてください。
――PFU 青山氏
手書き文字の認識率の高さです。OCRエンジンは自社開発した独自エンジンで、手書き文字の認識率は99.2%となっています。
また、当社のOCRには学習機能も搭載されています。間違って文字を認識した場合は訂正をし、次回以降は間違わないようにすることができ、精度をさらに向上させることが可能です。
PFUのAI-OCRソフトは、手書き文字に対して非常に高い認識精度を発揮してくれます。手書きの請求書や領収書のデータ化に課題をお持ちの方は、ぜひ一度PFUに相談してみてはいかがでしょうか。
株式会社GAUSSは、創業8年目のスタートアップ企業です。AIの受託開発とSES事業、会社独自事業であるGAUDi事業の3つを中心としています。今回は、GAUDi事業部 カスタマーサクセスグループ グループ長 冨永 尚矢 氏にお話を伺いました。
株式会社GAUSS GAUDi事業部 カスタマーサクセスグループ グループ長
冨永 尚矢 氏
――貴社の事業内容について教えてください。
――GAUSS 冨永氏
私が所属しているGAUDi事業部では、建設業や製造業の労災対策に向けたAIカメラの提供と、そのAIを顧客自身でノーコードで開発できるAI開発プラットフォーム「GAUDi Hub」を提供しています。
AIカメラで、危険区域の立ち入りやヘルメットの着用有無を判定し、管理者に通知したりアラートを出すなどの労災対策に活用いただいてます。
また、ノーコードAI開発プラットフォーム「GAUDi Hub」は、ユーザー企業自身で、自社にあわせて判別したいモデルをカスタマイズすることができます。アノテーションからモデルの実行まで1つのプラットフォームで完結します。
――ありがとうございます。貴社の強みはどのような点でしょうか。
――GAUSS 冨永氏
ハードウェアからソフトウェアまで一気通貫で提供している点です。AIカメラ単体やアノテーションツール単体で提供している企業は他にもありますが、一気通貫で提供している企業は他にないと思います。
一気通貫で提供できることによって、優れたコストパフォーマンスが実現可能です。また、何か問題が起きた時にも、全て迅速に当社で対応できます。
製造現場において労災対策は必須となっています。自社にあった労災対策をAIカメラで実現してみませんか。ぜひ一度GAUSSに相談してみてください。
株式会社アドバンスト・メディアは、主に音声認識エンジンを取り扱う企業です。同社開発の「AmiVoice」を中心としたサービスを展開しています。今回は、SDX事業部 営業グループ セールス担当 舩本 夏希 氏にお話を伺いました。
株式会社アドバンスト・メディア SDX事業部 営業グループ セールス担当
舩本 夏希 氏
――貴社の事業内容について教えてください。
――アドバンスト・メディア 舩本氏
当社では、音声認識AIを取り扱っています。今回は製造業向けの製品として、「AmiVoice Keyboard」と「AmiVoice SDK」の二つを紹介しています。
「AmiVoice Keyboard」は、製造業の現場での帳票入力効率化を行うためのツールです。Excelシートなどに今まで手動で入力していたものを、音声だけで入力することができます。「AmiVoice SDK」は、組み込み型の音声認識エンジンとなっています。顧客が音声認識でやりたいことの要望を聞き、弊社のエンジンを提供して、作業の効率化をサポートしています。
――ありがとうございます。製品が使用されている具体的な事例や、貴社の強みを教えてください。
――アドバンスト・メディア 舩本氏
手書きで行なっていたシートの入力を音声認識で自動化したり、帳票入力以外にも、ハンズフリーでタブレットを音声操作出来るようにし、作業効率が改善できた事例があります。
強みとしては、BtoB向けの音声認識エンジンの販売を行なっているので、業界ごとの特徴に合わせたエンジンの提供が可能です。実際に、製造業以外にも、医療業界向けのエンジンや金融業界向けのエンジンなども提供しています。
また、お客様の会話の内容に合わせた、より精度の高い音声認識のチューニングも可能なため、汎用的な音声エンジンでは対応できないところまで対応できる点も特徴です。
読み上げるだけで入力ができるようなサービスはまだまだ少ないです。音声認識AIを活用した業務効率化を実現されたい方は、この機会に一度、アドバンスト・メディアに相談してみてはいかがでしょうか。
今回の展示会では、製造業に関連する最新テクノロジーが多数出展されていました。製造業において様々な課題を抱えている方は、一度展示会に足を運んで、どのような技術があるのかご自身の目でも確かめてみてはいかがでしょうか。
ものづくりワールド[東京] は2024年6月19日(水)~6月21日(金)の3日間、東京ビッグサイトにて開催中です!
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