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最終更新日:2024/02/27
KDDIが、監視カメラの映像データをクラウド上で管理・可視化する映像統合管理サービス「KDDI Video Management Service」の提供を開始しました。
このAIニュースのポイント
KDDIが、監視カメラの映像データを高セキュリティなクラウド上で管理・可視化する映像統合管理サービス「KDDI Video Management Service」の提供を開始しました。このサービスにより場所やデバイスを問わず秘匿性の高い監視カメラ映像が閲覧可能になりました。
また、映像をAI映像解析と組み合わせることで、指定エリア内の滞留・侵入検知による「防犯・防災対策」、製造品や設備の外観検査による「検品業務や設備点検の効率化・自動化」など、企業の課題解決やDX実現を支援します。
現在、多くの企業は、映像データを本社・データセンターなどに設置した録画サーバーに集約する場合、映像伝送にかかるネットワークの構築・運用コストが大きくなるため、監視カメラシステムを拠点ごとにオンプレミス (自社所有) で構築しています。
オンプレミスの監視カメラシステムの課題として、映像データが現地の録画サーバーでしか取得できないことや、ストレージの破損などにより映像が消失してしまうことなどが挙げられます。
そのため、監視カメラシステムのクラウド化に注目が集まっている一方で、企業における各拠点のカメラ映像には機微な情報も多く秘匿性が高いため、セキュリティ上の懸念から監視カメラシステムのクラウド化を実現できない企業も多いのが実情です。このような背景から、KDDIはサービス提供を開始しました。
AI映像解析と組み合わせることで、車体種 や人などを認識し、指定エリアに一定時間以上駐車した場合や、通常と逆方向から侵入した場合のアラート自動発報を可能とし、防犯・防災対策の高度化を支援します。また、製品や設備の異常を認識し、製造ライン検査工程の検品における傷などの検出や、設備の錆などの検出を可能とし、検品業務・設備点検の効率化・自動化を支援します。
今後もKDDIは、企業のさまざまなニーズに応えるため、AIパートナー各社との連携を進め、AI映像解析サービスを拡張し、映像の利活用によるDX実現を推進する方針です。
出典:KDDI
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