大信住建、設計図面の解析やAIを活用したプロセス改善を通じて積算業務を効率化

最終更新日:2024/12/13

JINGSは、設計図面の解析やAIを活用したプロセス改善に関するコンサルティングを通じ、大信住建の積算業務の効率化と精度向上に向けた支援を開始しました。

このニュースのポイント

JINGSが、大信住建の積算業務効率化と精度向上に向けた支援を開始
積算業務の効率化と標準化、将来的な生成AI導入に向け、データの整理不足やノウハウの属人化を改善を図る
今回の取り組みで得た成果やノウハウを活かし、建設業界全体へのDX推進や持続的な支援体制を構築

AI開発・システム開発や DXコンサルティングを行う株式会社JINGSは、株式会社大信住建の設計図面の解析やAIを活用したプロセス改善に関するコンサルティングを通じて、積算業務の効率化と精度向上に向けた支援を開始しました。暗黙知のデータ化を建築業界に導入することは、JINGSとして初めての取り組みとなります。

建設業界の積算業務では、長年にわたり熟練担当者の経験や勘に依存する状況が続いており、業務の標準化や効率化が進まないという課題があります。

このような背景から、大信住建における積算業務の効率化と標準化、そして将来的な生成AI導入に向けて、データの整理不足やノウハウの属人化、非効率なプロセスを改善する取り組みに着手しました。

具体的には、分散していたデータを整理・統合し、必要な情報を迅速に取得できる仕組みを構築。過去の積算データや市場情報を活用することで、見積もりの精度が向上します。さらに属人的な業務プロセスを標準化し、誰でも再現可能な体系を構築することで、効率的な積算が可能となり業務負荷が軽減されるなど、業務効率化が期待されます。

JINGSは、本プロジェクトで得られた成果を基に、今後は整理されたデータ基盤を活用した生成AIソリューションの導入を支援していていくほか、本プロジェクトで得られたノウハウを建設業界全体へ展開し、DXを推進していきます。AI導入後も、クライアント企業が長期的に効率化を維持できるよう持続的な支援体制の構築も行う方針です。

出典：PR TIMES