生成AI

最終更新日:2024/01/16
Googleは、WorkspaceのユーザーがジェネレーティブAIを活用した機能を利用できるように、GoogleドキュメントとGmail上でテストユーザー向けの提供を開始します。
このAIニュースのポイント
Googleは、WorkspaceのユーザーがジェネレーティブAIの力を活用して、従来に無かった創造性、連携、コラボレーションを実現できる環境を提供しようとしています。AIを活用したライティング機能を最初にGoogleドキュメントとGmail上でテストユーザー向けの提供を開始します。
Googleは、世界で高い人気を誇る安全でクラウドネイティブなコミュニケーション&コラボレーション、プラットフォームとして、ジェネレーティブAIの活用を適切かつ広範囲に提供することに注力しています。
AIと生産性向上に関する経験から、AIを使った機能を適切に提供するには、細心の注意、試行錯誤を重ねること、そしてユーザーからのフィードバックに基づく反復と学習が必要性を理解しています。悪用に対する安全対策を講じ、ユーザーデータのプライバシーを保護し、データガバナンスにおいて顧客側の所有権を尊重しながら、これらを実行しています。
Google Workspaceの使命は、人と人がつながることで、ともにアイデアを生み出し、創り上げ、成長する力になることであり、ジェネレーティブAIの進歩により、新たな方法でこのミッションが実現しました。
第1弾の機能として、GmailにジェネレーティブAIを組み込みことによって、ユーザーが文章を容易に書き始められるようにサポートするライティング機能を公開します。
書きたいトピックを入力するだけで、すぐに下書きが生成されます。AIとの共同作業により、必要に応じて多くの提案を受けながら、推敲と編集を続けることが可能になります。その結果、下書きを作成するための時間と労力の削減が実現しました。
文章の適切なトーンとスタイルを見つけることは、容易ではありません。新しい仕事に応募する際、あるいは歴史のある業界の新規サプライヤーに連絡する際は、よりフォーマルなトーンでメールを書く必要があるかもしれません。
また携帯電話に書き留めた会議の議事録をより洗練された要約にしてチームと共有したいなどの一般的なケースに対して新らたなジェネレーティブAI機能を追加し、文章の校正をサポートします。
AIを使った機能は、ユーザーのフィードバックによって改善されます。これらの新しい体験の提供は、テストユーザー・プログラムを通じ、米国での英語版から開始します。その後、より多くの国や言語で、消費者、中小企業、企業、教育機関などに広く提供できるよう、繰り返し改良を行う予定です。
出展:Google
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