ベネッセ、「生成AIの利用に関する調査」を実施。子どもの生成AI利用に肯定的な保護者は全体の66%
最終更新日:2024/07/30
ベネッセコーポレーションは、全国の小学3年生から小学6年生とその保護者1,032組に、生成AIの認知や利用経験などについてアンケート調査を実施しました。
このニュースのポイント
- ベネッセコーポレーションは、小学生の生成AIの認知、利用経験などについてのアンケート調査を実施
- 前年に比べ認知や利用率の変化はほぼないものの、子どもの生成AI利用に肯定的な保護者が66%と昨年より増加
- 肯定的な意見、否定的な意見ともに「自分で考える力を養う」ことを大事にしている
株式会社ベネッセコーポレーションは、全国の小学3年生から小学6年生とその保護者1,032組に、ChatGPTなどの生成AIの認知、利用経験や今後の利用意向、利用する上で大事だと思うことなどについてアンケート調査を行いました。
昨年の調査結果と比較すると、この1年間で認知や利用率の変化はほぼ見られませんでしたが、もっとも大きな変化として、「生成AI」がどのようなものかを知っている保護者のうち、66%が利用に肯定的で、昨年より10ポイント増加していることがわかりました。
「小学生の生成AIの認知度」ととして1,032名にアンケートを取った結果、23%が「知っている」と回答。「知らない」は昨年より9ポイント減少しています。
また、小学生の保護者の生成AI認知については、53%が生成AIを「知っている」と回答しました。
生成AIを知っていると回答した小学生を対象に、生成AIの利用経験について質問をしたところ、約7割の小学生が利用経験があると回答しました。
子どもが生成AIを利用することに対する保護者の意見としては、66%の保護者が利用に肯定的で、昨年の調査より10ポイント上がっています。対して、否定的な意見は4.1%と多くの保護者が生成AI利用に肯定的な意見を持つことが分かります。
子どもの生成AI利用に肯定的な理由としては、「新しい技術の活用力を養うよい機会になりそうだから」という意見が上位にランクイン。否定的な意見の回答理由では、「自分で考えなくなりそうだから」という意見が挙がりました。
また、生成AIの利用希望としては、親子ともに「好きなことについて調べる時」が上位に挙がりました。次いで「学習での疑問解決」や「調べ学習での情報収集」が並びました。
生成AIを使う際に大事だと思うことについては、どの項目も親子で同程度ですが、中でも「個人情報は入力しない」ことを大事だと思うスコアがもっとも高く、プライバシーを重視する保護者が多く見受けられました。
今回の調査を受けてベネッセコーポレーションは、家庭で生成AIを利用する場合は「自分の考えを引き出すツール」として活用することで、物事を多角的に捉えて吟味する思考力や、豊かな創造力を高めていくことにつながると述べています。
出典:PR TIMES
業務の課題解決に繋がる最新DX・情報をお届けいたします。
メールマガジンの配信をご希望の方は、下記フォームよりご登録ください。登録無料です。
AI・人工知能記事カテゴリ一覧
AI・人工知能サービス
- 生成AI
- 画像生成AI
- ChatGPT
- AI研究開発
- LLM
- DX推進
- おすすめAI企業
- チャットボット
- ボイスボット
- 音声認識・翻訳・通訳
- 画像認識・画像解析
- 顔認証
- AI-OCR
- 外観検査
- 異常検知・予知保全
- 自然言語処理-NLP-
- 検索システム
- 感情認識・感情解析
- AIモデル作成
- 需要予測・ダイナミックプライシング
- AI人材育成・教育
- アノテーション
- AI学習データ作成
- エッジAI
- IoT
- JDLA
- G検定
- E資格
- PoC検証
- RPAツール
- Salesforce Einstein
- Watson(ワトソン)
- Web接客ツール
- サプライチェーン
- メタバース
- AR・VR・デジタルツイン
- MI
- スマートファクトリー
- データ活用・分析
- 機械学習
- ディープラーニング
- 強化学習
- テレワーク・リモートワーク
- マーケテイングオートメーション・MAツール
- マッチング
- レコメンド
- ロボット
- 予測
- 広告・クリエイティブ
- 営業支援・インサイドセールス
- 省人化
- 議事録自動作成
- 配送ルート最適化
- 非接触AI
業態業種別AI導入活用事例
今注目のカテゴリー
AI製品・ソリューションの掲載を
希望される企業様はこちら