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最終更新日:2024/03/11
スポーツ分野のIoT活用事例
近年、さまざまな業界でIoTが導入され始めていますが、実はスポーツ分野においてもIoTが積極的に活用され始めているのをご存知でしょうか。野球やテニス、そしてフィットネスなどでもIoTが活用され始めており、大きな注目を集めているのです。
では、具体的にどのような形でIoTが活用されているのでしょうか。今回は、スポーツ分野におけるIoTの活用事例について詳しく紹介していきますので、ぜひ参考にしてみてください。
IoTについて詳しく知りたい方は以下の記事もご覧ください。
IoTとは?活用シーンや関連技術、普及にともなう課題について

野球をしている方であれば、一度は「自分のボールの投げ方は正しいのだろうか?」といった疑問を持たれたことがあるのではないでしょうか。実際に、自分の投球フォームを撮影して確認したことがあるという方もいらっしゃるかもしれません。ただ、最近は、自分の投球データやレベルを図やグラフで可視化することができる野球ボールがあるのです。
それは「Technical Pitch」という硬式野球ボールで、見た目は普通の硬式野球ボールであるものの、内部にセンサーが取り付けられており、投げた時にセンサーが腕の振りの強さや強度、そして回転数などを計測してくれます。計測したデータはBluetoothでスマートフォンに送信することができ、ユーザーはスマホのアプリケーションを介してさまざまなデータを確認できるというわけです。
これまで、選手のコンディションを把握したり、選手に対して指導を行ったりする際は、指導者自身の経験や感覚をもとに行わなければなりませんでした。そのため、どうしても根拠に欠ける曖昧なコンディション調整になってしまったり、説得力に欠ける指導になってしまったりするケースが多かったのです。
その点、「Technial Pitch」を活用して投球をデータ化すれば、科学的根拠に基づいた指導を行うことができるようになります。指導者の中には、言葉と動きだけで説明をしても上手く選手に伝わらなかったという経験がある方も多いでしょう。そのような問題を解消し、画像やグラフでより分かりやすく説明できるようになるという点は、野球指導者にとって大きなメリットといえるのではないでしょうか。
ちなみに、「Technial Pitch」のセンサーモジュールには「角速度センサー」「加速度センサー」「地磁気センサー」の3つが搭載されているため、スマホやパソコンから「ピッチングタイム」「ボールの回転」などを細かく確認することも可能です。

新型コロナウイルスの感染拡大に伴い、これまで通りフィットネスクラブに通うのが難しくなってしまった人も多いかもしれません。そのような中で注目を集めているのが、自宅でフィットネスバイクのプログラムに参加できる「WEBGYM LIVE」というアプリです。
この「WEBGYM LIVE」は、東急スポーツオアシスが提供しているアプリで、プログラムのライブ配信を見ながらインストラクターのレッスンを受けることができます。従来のフィットネス系アプリの大半は、録画された動画を見ながら運動するというものでしたが、「WEBGYM LIVE」ではプログラムがライブ配信されるので、ライブ配信の臨場感とともに高いモチベーションで運動することが可能です。
もちろん、「WEBGYM LIVE」にはライブ配信だけでなく過去のライブ配信が録画として残されているため、過去のライブ配信を活用することもできます。また、フィットネスバイクだけでなく、ヨガやグループエクササイズなど、さまざまなコンテンツを楽しめるという点も大きな魅力といえるのではないでしょうか。

テニスでもIoTが活用され始めています。たとえば、ソニーが開発した「スマートテニスレッスン」というサービスでは、センサーを搭載したテニスラケットとコートビューカメラを活用することで、これまで以上にテニスレッスンの可能性を広げることが可能です。
レッスンごとのショットデータを記録してスマホアプリに送信したり、レッスン時に撮影された自分のフォームをスマホで確認したりと、さまざまな形でのフィードバックを行えるようになります。
これまで、テニスの指導を行う際は、選手とコーチがコート上にいるのが当たり前でした。しかし、スマートテニスレッスンであれば、離れた場所からコーチが映像を確認することもできるため、遠隔でのテニスレッスンも実現可能なのです。
時間や場所、リソースに縛られることなくテニスの上達にコミットできるという点は、選手にとってもコーチにとっても大きなメリットといえるのではないでしょうか。

海のスポーツとして人気のあるウィンドサーフィンでも、IoTが活用され始めています。その一例としては、仮想空間に映し出すアプリ「GULLCAST」が挙げられるでしょう。このGULLCASTでは、仮想空間に海上のレースを映し出し、選手名や速度などを併せて表示させることができるため、離れた陸地にいても海上のレース状況をしっかりと把握することが可能になります。
海上スポーツという特性上、これまでウィンドサーフィンは観戦しづらいスポーツとして多くの人に認識されていました。そのため、会場の大型スクリーンにドローンで撮影した映像を映し出すなどの工夫を行っていたのですが、やはりカメラ映像だけでは、どの選手がどこにいるのかという点までははっきりと分からない状況だったのです。
その点、GULLCASTであれば、仮想空間に海上でのレースの様子を映し出すことができるため、より臨場感のある環境でレースを楽しむことができます。こういったIoT活用によって、ウィンドサーフィンの人気もさらに高まっていくかもしれません。
今回は、スポーツ分野におけるIoTの活用事例についてご紹介しました。スポーツをプレイする人にとっても、スポーツを指導する人にとっても、そしてスポーツを観戦する人にとっても、IoTの活用には大きな魅力があることがお分かりいただけたのではないでしょうか。
これまでできなかったことが実現されるようになれば、そのスポーツの競技人口が増加し、さらに盛り上がりを見せることになります。多くの人がスポーツを楽しめる環境を作り上げていくためにも、IoTは重要な役割を担っているといえるのではないでしょうか。
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