生成AI
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最終更新日:2024/04/03
「ec-CONCIER™」(イーシーコンシェル)はNTTドコモが提供するWEB接客ツールです。2016年の登場以来、2018年1月時点でサービス導入社数5,000社を突破し、市場シェアトップとなっています。今回は、気軽に試せる無料プランも用意されているecコンシェルの特徴について見ていきましょう。
ecコンシェルは、NTTドコモと PKSHA Technology が共同開発した人工知能(AI)技術を搭載したWeb接客ツールです。Webサイト内のアクセス履歴や購買履歴など様々なデータをもとに、AIが顧客ごとに最適化された商品やキャンペーンなどを表示します。また、AIが複数の施策を自動でA/Bテストし、その結果もダッシュボード上(管理画面)やレポートによって把握できます。これらの機能により、高速でPDCAを回し、コンバージョン率を上げることが期待できます。
ecコンシェルの強みは、初心者でも使いやすいことでしょう。シンプルで直観的な管理画面のUIによってマニュアルを読み込まなくてもマーケティング業務を開始することができます。少人数のチームで様々な業務を切り回していることが多い、企業のWEB担当者が次々と施策を練っていくには、UIのわかりやすさはとても重要です。また、WEB接客のカギは適切なシナリオの設定にあるといっても過言ではありません。この作業には、膨大な時間が必要になる場合が多いでしょう。しかし、ecコンシェルでは「だれに」「どこで」「いつ」「なにを」という基本のシナリオだけを設定すれば、狙ったセグメントに対して最適なタイミングでサービスを訴求することができます。
ecコンシェルには、小規模サイトや手軽にWeb接客を試したい企業向けに、何度でも無料で使える「フリープラン」が用意されています。このフリープランを使えば、「WEB接客とはどのようなツールなのか」、「自社の課題解決に役立つのか」、または「運用体制が構築できそうか」といったことを気軽にシミュレーションすることができます。このようなシミュレーションを経て、ecコンシェルを使い込んでみたいという場合には、有料プランに移行することができます。有料のエンタープライズプランでは、あらゆる機能が無制限となり、自社のサイトのユーザーの行動が見える化されるダッシュボードなども提供されます。
ecコンシェルの導入企業は、アパレルや総合通販、化粧品、旅行、音楽や電子書籍などのコンテンツなどにまで広がっています。一例として、TVショッピングやオンラインショッピングを展開する企業では、ECコンシェルを導入し、主力商品のコンバージョン率を1カ月間比較したところ、WEB接客をしなかった場合と比較して200%もコンバージョンが増加したことがわかりました。さらに顧客の購入単価も上がったといいます。 このように、目に見える効果が実感できるのであれば、5,000社が導入している理由もわかりますね。
また、ecコンシェルは、ECサイトの購入を促すだけではありません。例えば、マーケティング手段として欠かせなくなっているSNSへの流入を促す機能などもあります。
シンプルでわかりやすく、さらに無料から使えるecコンシェルは、少人数で忙しく、マーケティング施策が十分に行えないというWEB担当者の強い味方です。現在のWEBサイトに課題を感じている方はぜひ、フリープランから試してみてはいかがでしょうか。
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