生成AI

最終更新日:2026/08/21
クローズドAIエージェント共同開発
NTTドコモビジネスとエクサウィザーズは、企業の重要データを安全に活用できる専用環境「クローズドAIエージェント」を共同開発し、提供を開始しました。
このニュースのポイント
NTTドコモビジネス株式会社と株式会社エクサウィザーズは、専用環境で企業の重要データを安全に活用できる「クローズドAIエージェント」を共同開発し、提供を開始しました。
近年、企業におけるAIエージェントの活用が拡大する中、業務で実際にその価値を発揮させるには、企業活動で蓄積された業務・顧客情報などの重要データとの連携が不可欠です。一方で、ガバナンスやセキュリティなどの要件から、外部クラウドサービスの利用に慎重なケースも少なくありません。
そうした企業が、プライベートクラウドやオンプレミス環境でAI活用を進める場合、AI基盤の構築・運用やセキュリティ対策などの負担が課題となっています。
両社はこの課題に対し、エクサウィザーズのAIエージェント開発・運用プラットフォーム「exaBase Studio」と、NTTドコモビジネスの閉域ネットワーク・インフラ運用などの知見を組み合わせて「クローズドAIエージェント」を共同開発しました。
本環境は、NTTドコモビジネスが、プライベートクラウド版およびオンプレミス版として提供します。

本サービスは、専有GPUと「Kubernetesアーキテクチャ」の採用により、安定した処理性能と高いセキュリティを両立しています。これにより、顧客情報などの機微データを活用するAIエージェントを、閉域ネットワーク経由の専用環境で安全に利用できます。
また、利用企業の業務プロセスに合わせたAIエージェントを効率的に開発できるほか、NTT株式会社が開発した大規模言語モデル「tsuzumi 2」やオープンソースLLMを専用環境で実行できます。オンプレミス版では、データやAI基盤の主権を確保した「ソブリンAI」対応環境を提供します。
なお、専用環境の構築から運用・保守までをNTTドコモビジネスが担当するため、導入企業は自社で運用体制を構築することなく、AIエージェントの導入・活用に専念できます。

今後、両社は業界・業務特化型AIエージェントのラインアップ拡充を進めるとともに、プロンプトインジェクション対策などAIエージェント特有の脅威への対応や、企業のAI活用を統制するガバナンス機能の強化を推進するとしています。
NTTドコモビジネスは、AIエージェントの信頼の基盤となる「AIエージェント属性情報レジストリ(仮称)」や、秘密計算技術を活用した「析秘MPC」といった取り組みとも連携し、企業が安心してAIを活用できる環境の構築を進めていく方針です。
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