生成AI
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最終更新日:2025/01/10
法人向けのSNSマーケティング支援事業と個人向けのリモートワーク実践スクール事業を運営するリモラボは、「フリーランスの生成AI活用実態調査2024」を実施しました。
このニュースのポイント
法人向けのSNSマーケティング支援事業と個人向けのリモートワーク実践スクール事業を運営する株式会社リモラボは、フリーランスの生成AIの活用度や生成AI活用に対する課題を調査すべく「フリーランスの生成AI活用実態調査2024」を実施しました。
調査は、ネットエイジア株式会社のプラットフォームに登録する一般フリーランス400名と、自社のリモートワーク実践スクール「リモラボ」会員540名を対象にインターネット上で実施されました。
調査結果によると、一般フリーランスの85.8%が生成AIを「十分に活用できていない」または「使ったことがない」と回答し、生成AIの浸透度が低いことが判明しました。
一方で、リモラボメンバーでは75.4%が日常的または部分的に活用しており、生成AI活用が進んでいることが分かりました。この背景には、リモラボがカリキュラム内で生成AIの活用方法を体系的に教育している点が挙げられます。
生成AIを活用している年齢層に一般フリーランス、リモラボメンバー共に大きな差はなく、生成AIを使える・使いたい人は年代に関係なく活用していることが分かります。
生成AIを業務に活用している領域としては、一般フリーランス、リモラボメンバー共に「文章作成や校閲」が最も多く、続いて「資料作成」や「カスタマーサポート」が主要な活用領域として挙げられました。
活用されている生成AIサービスは、ChatGPTが圧倒的多数を占め、文章生成系の作業においての業務効率化が進んでいることが分かります。しかし「音楽の作成・編集」や「動画の作成・編集」などクリエイティブ業務への利用は進んでいないことも判明しました。
生成AIを活用していない理由については「生成AIを使う必要性を感じない」が57.7%と最も多く、約8割が生成AIに対する関心や必要性を感じていないことが分かりました。
また、「情報漏洩や不正使用の不安」や「学ぶ機会の少なさ」も課題として挙げられています。学ぶ機会の少なさが不安を加速させている可能性として示唆されています。
自由回答でも著作権侵害や不正使用関連の回答が多く「生成AIの安全性」が問われています。さらに生成AIの精度に対する疑問の声もあり、「自分自身が安全に生成AIを使いこなせるようになるかどうか」という個人の問題と共に、生成AIサービス自体の品質向上や「安全性が担保されるか」といった点が今後の課題となると予測されています。
出典:PR TIMES
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