やみつきになる味!究極のおにぎりせんべいをAIが開発
最終更新日:2022/08/08
データアーティストが、テレビ東京のビジネス開発バラエティ番組『今日からやる会議』のビジネスコラボ企画をきっかけに、マスヤの新商品「AIせんべい」に対して、AIによる「味覚設計プロセス」を提供しました。
子供からお年寄りまで愛されるロングセラー米菓の新商品「おにぎりせんべいAIせんべい」が、3/22(火)全国のローソン店舗(一部店舗を除く)にて先行発売されます。
このAIニュースのポイント
- やみつきになる究極味のせんべいをデータアーティストのAIが開発
- WEB上に存在するレシピ情報のうち「やみつき」と記載のあるものと食材をAIが学習
- 様々な食品の対応、その他のビジネス領域での活用も可能
今回、マスヤが目指したコンセプトは 「やみつきになる究極の味」 をAIによって生成する事です。その味覚設計の過程において、データアーティストのAIを活用しており、これまでにない全く新しい味覚開発アプローチをとっています。
具体的には、WEB上に存在するレシピ情報の中から、レシピ名に“やみつき”と記載のある8万2000個もの膨大なレシピの調理食材をAIが学習します。そして、その食材の組合せを1兆回以上もシミュレーションすることで、“やみつき”になる食材の最適な組合せを発見します。これによりAIが弾き出したやみつき度は99.8%となっています。
AIが導き出したこの “やみつき度” が最も高い食材の組合せを、マスヤの研究スタッフがフレーバーに落とし込み「おにぎりせんべい AIせんべい」が誕生しました。AIを用いて“やみつきになる味”を科学的に分析し、最適な味覚を産み出したアプローチとなっています。
AIを用いたこのアプローチは、コンセプトを体現する“最適な組み合わせ”をAIが算出し実現する手法です。分析が可能なデータの収集ができるものであれば、例えば「最もロマンチックな味」「最も都会的な味」「最もドキドキする味」など、せんべい以外の食品でも使える味覚の設計が可能です。
この手法は、食品業界以外のビジネスでの応用も可能です。例えば、20代の若者がパッケージ買いしやすい配色や、30~40代女性が選ぶ美容ドリンクの成分、家族構成に応じた国内リゾートツアー等、コンセプトに沿った最適な組合わせを算出することができるため、新商品や新サービスの開発にも活用可能です。
AIが生成する「やみつきになる究極の味」、とても気になりますね。興味のある方は是非、新しくなったAIおにぎりせんべいを探してみてはいかがでしょうか。
出典:PR TIMES
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