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ランサーズ、利用者に生成AIに関する調査を実施。約8割が業務効率化を実感

最終更新日:2024/10/03

フリーランスマッチングプラットフォーム「Lancers」を運営するランサーズは、同プラットフォームに登録している個人563名を対象に、「生成AI業務活用実態」調査を実施しました。

このニュースのポイント

  • 生成AIを業務で使用している割合は全体の約4割
  • 生成AIを使用している業務カテゴリでは「ライティング・翻訳」が半数を占める
  • 業務で活用されている生成AIの種類では「言語生成」が約9割

フリーランスマッチングプラットフォーム「Lancers」を運営するランサーズ株式会社は、同プラットフォームに登録している個人563名を対象に、「生成AI業務活用実態」調査を実施しました。

今回の調査によると、生成AIを業務で使用している方は全体の40.1%にとどまり、まだ半数には達していません。しかし、22.2%の人々が今後生成AIの使用を検討していることから、今後その活用人口は増加することが見込まれます。

生成AIを使用している業務カテゴリでは、「ライティング・翻訳」が他を大きく引き離してトップとなりました。一方、生成AIの活用を検討している業務カテゴリでは、「デザイン・Webデザイン」が最も多く、「動画・写真・アニメーション」も上位にランクインしました。この結果から、クリエイティブな業務への生成AIの活用意欲が高まっていることが明らかです。

生成AIの使用によって、約8割の人々が業務時間の短縮に成功しており、特に1時間以上の時間短縮を感じた人は41.6%、1時間未満の短縮を感じた人は37.2%に上りました。この結果から、生成AIが業務効率化に大きく寄与していることが明らかになりました。さらに、生成AIを活用することで「ストレス軽減・思考負荷の軽減」や「アウトプットの質の向上」などの効果も報告されています。

業務で活用されている生成AIの種類では「言語生成」が圧倒的に多く、ライティングや翻訳だけではなく、メール文やアンケート文の作成など、さまざまな業務で導入しやすいことが理由として挙げられます。「言語生成」は、業種やスキルに関係なく多くの人々が利用しています。具体的な活用例としては、SEOコンテンツのタイトルや見出しの抽出、SNS運用のハッシュタグ選定などがありました。

また、生成AIを活用している業務カテゴリとしては「ライティング・翻訳」がトップでしたが、生成AIの活用を検討しているカテゴリとしては「デザイン・Webデザイン」が最も多い結果となりました。具体的な使用目的としては、広告デザインのためのイラスト作成やセミナーや研修会のチラシ作成など、主に集客やPRに関連した業務での活用が期待されています。

生成AIの活用による最大の効果は業務時間の短縮であり、約8割の人が効率化に成功しています。今後はクリエイティブ領域やシステム領域での利用拡大、画像や動画生成といった新たな技術も注目されています。

出典:PR TIMES

AIsmiley編集部

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