生成AI
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最終更新日:2024/10/30
AI insideは、2025年初頭を目処にAI-OCRサービス「DX Suite」に、生成AIを活用したAIエージェントを標準搭載することを発表しました。
このニュースのポイント
AIプラットフォームを提供するAI inside 株式会社は、2024年10月28日(月)、WITH HARAJUKU HALLで開催された「AI inside Conference(AIIC)2024」にて、2025年初頭を目処にAI-OCRサービス「DX Suite」に、生成AIを活用したAIエージェントを標準搭載することを発表しました。
「DX Suite」とは、文字認識AIを搭載したAI-OCRサービスで、あらゆる帳票内の活字・手書き文字を事前学習不要で高精度にデジタルデータ化することができます。AI-OCRは人による手入力と比べ、手間を省くことができ、業務時間を大幅に短縮します。
「DX Suite」のAIエージェントは、段階的なアップデートを予定しており、初期アップデートでは、AIエージェントがユーザに代わりデータの正確性を検証する機能を実装します。
データ入力業務においてこれまでユーザの大きな業務負荷となっていた、AI-OCR処理後の人によるデータの正確性を検証する工程をAIが自動化。これにより、データ入力業務の完全自動化に大きく近づきます。
AIエージェントには、AI insideがこれまで培ってきたテクノロジーを基に開発した、AIを評価するAI「CriticIntelligence」を用いて、これまでにないアプローチによって実現しています。
「Critic Intelligence」は、文字の掠れによる誤読やハルシネーションなどの確率を明らかにすることで、AIが生成した出力結果の正確性を評価するAIであり、AIの出力の信頼性と品質を大幅に向上させることができます。
また「DX Suite」に登録されている1,200種類以上のプリセットに、対象帳票が登録されていない場合、「Critic Intelligence」が対象帳票のプリセットを即時に自動生成する機能も備えています。
AIは人々の業務効率化を目的とした「ツール」として活用されてきましたが、AIエージェントの登場によって、AIは「人と協働するバディ」となり、人々の働き方に大きく変革をもたらすものへと変化しています。
AI inside は、人とAIが協働する「Work with Buddy」をさらに推進することで、人々の働き方を再定義し、AI活用で創出された時間をより付加価値の高い高度業務へ移行する「VALUE SHIFT」を実現します。今後も、生成AIを活用したさまざまな新機能を順次追加していく予定です。
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