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最終更新日:2023/02/02
AIで頭痛診断が可能に
糸魚川総合病院、ほか2病院の共同研究チームは、片頭痛、緊張型頭痛、三叉神経・自律神経性頭痛、その他の一次性頭痛、脳血管障害などの二次性頭痛、の5種類の頭痛が診断できるAIを開発したと発表しました。
このAIニュースのポイント
糸魚川総合病院脳神経外科、富永病院頭痛センター、埼玉精神神経センターの共同研究チームは、頭痛問診票で得られる17項目の情報のみから、片頭痛、緊張型頭痛、三叉神経・自律神経性頭痛、その他の一次性頭痛、脳血管障害などの二次性頭痛の5種類の頭痛を、正解率76%、感度56%、特異度92%で診断できるAIを開発しました。このAIを用いることで非頭痛専門医の頭痛診断精度は46%から83%まで向上します。
日本における片頭痛の年間有病率は8.4%で、20-40歳代の若年女性に多いと言われています。片頭痛による欠勤や休業、学業や労働のパフォーマンス低下など、頭痛により普段の生活に支障をきたす場合は医療機関で適切な診断・治療を受けることが、生活の質の向上および日本の経済発展のために重要とされています。

しかし、1000万人以上いると推測される片頭痛患者に対し、頭痛専門医はわずか949名しかおらず、多くは非頭痛専門医によって診断・治療されている上に、正確な頭痛診断は長時間の問診が必要なため医師の負担が大きく、患者の多くは医療機関の受診を躊躇し、正しい頭痛の診断がされないまま痛み止めだけを使用している現状があります。それらの現状を背景に、問診票を入力するだけで頭痛診断ができるAIの開発を行いました。
開発されたAIは、2800名の問診データおよび頭痛専門医による5種類の診断名データをAIに学習させ、問診票の17項目を入力することで5種類の診断のそれぞれの確率を提示することができます。またこのAIの有効性を検証するために、頭痛専門医による診断名を正解とし、非頭痛専門医の診断精度を検証したところ、AIなしでの頭痛診断精度は46%のところ、AIを用いることで83%に向上した結果が出ました。
糸魚川総合病院脳神経外科ら共同チームは「今回開発したAIは問診票17項目だけで5種類の頭痛診断ができ、オンライン診療やスマートフォンアプリなどに組み込むことで広く活用することを目指しています。今後は複数の医療機関や企業などにおいて、今回開発したAIの有用性をさらに検討していく予定です」とコメントしています。
出典:PR TIMES
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