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Adobe Premiere Proに生成AI機能が実装、2024年後半から搭載へ。OpenAIのSora導入も
最終更新日:2024/04/24
米Adobeは4月16日、動画編集ソフト「Adobe Premiere Pro」に、生成AIビデオツールを2024年後半に搭載すると発表しました。
このAIニュースのポイント
- Premiere Pro、2024年後半から生成AI搭載へ
- 「生成拡張」機能や「オブジェクトの追加と削除」「Bロールの生成」機能などが搭載
- OpenAIのSora、RunwayML、Pikaなどサードパーティの生成AIモデルとの連携にも取り組む
Adobeは動画編集ソフト「Adobe Premiere Pro」において、生成AIビデオツールを2024年後半に搭載すると発表しました。映像クリップの生成拡張や、動画内にあるオブジェクトの追加・削除、Bロール用にテキスト・画像から動画を生成するといった機能を実装予定です。
「生成拡張」では、クリップの冒頭や末端に足りないフレームを追加してシーンを少し延長することができます。生成されたメディアを使って編集を微調整したり、トランジションをカバーすることが可能です。
「オブジェクトの追加と削除」機能は、シーン内で動いているオブジェクトを一気に置き換えたり、動画内の不要なオブジェクトを選択して削除することができます。さらに、演者の衣装の変更、絵画や机の上にある花といったセットの装飾などを追加できます。加えて、ストック映像からBロールショットを探す手間を省き、シンプルなテキストプロンプトを使って、ストーリーにあった動画クリップを生成できます。
Adobeは、オープンなプラットフォーム展開とパートナーシップ構築にもコミットしており、OpenAIのSoraやPika Labs、Runawayのサードパーティー生成AIモデルをPremiere Proから直接アクセスできるようになると述べています。
また、コンテンツクレデンシャル通じて透明性を確保していくとコメント。Premiere Pro内で生成したコンテンツにメタデータを付与することで、ユーザーはどのAIモデルが使用されたのかを外部サイトなどで確認することが可能です。
出典:Adobe Blog
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