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最終更新日:2024/04/03
rinna AIアバター動画制作ツール
コロナ禍に端を発したここ数年の不安定な経済情勢を受けて、企業活動にも変化がみられるようになりました。デジタルチャネルをはじめとする新しい顧客接点の開拓や、利便性やアクセス性の高い顧客インターフェイスの提供を通して、カスタマーエンゲージメントを高める動きが注目されています。
今回は、rinna株式会社が提供するAIアバターを使った動画編集プラットフォーム「バーチャルヒューマンソリューション」の特徴とバーチャルヒューマンに取り組んだ背景をrinna株式会社の事業開発部マネージャーの宋 珠憲氏に伺いました。
この記事の要点を2分動画でチェック!
この動画はrinna株式会社のバーチャルヒューマンソリューションを使用して制作しました。
――まずは、rinna株式会社の成り立ちや事業概要についてお聞かせください。

事業開発部マネージャー 宋 珠憲氏
――宋氏
2014年にMicrosoft社でチームを発足後、日本語に特化したAIモデルの研究開発分野でリードしてきました。2015年には「女子高生AIりんな」をリリースしました。
2020年にスピンアウトし、rinna株式会社として、自然言語処理技術を軸にテキストの自由会話技術や音声技術のAIモデル研究開発、ソリューション提供を行っています。
――ありがとうございます。私も学生時代にLINEで「りんな」をよく利用していました。今回「バーチャルヒューマンソリューション」の開発に取り組んだ背景を教えていただけますでしょうか。
――宋氏
コロナ禍に端を発したここ数年の不安定な経済情勢をうけて、企業活動のトレンドも変化してきているのではないでしょうか。企業のブランディングやコミュニケーション戦略も顧客との関係性やカスタマーエンゲージメントを重要視したものへと変化しつつあり、より多くの顧客を惹きつけ、長くつなぎとめるための活動が求められるようになってきたと感じています。
そのような背景から、当社のAI技術を活用し、変化する顧客ニーズに対応可能なソリューションの提供を目指してバーチャルヒューマン事業を開始しました。
――不安定な経済情勢によるニーズの変化からバーチャルヒューマン事業がスタートしたのですね。
――「バーチャルヒューマンソリューション」について詳しく教えてください。

――宋氏
「バーチャルヒューマンソリューション」はAIアバターを活用した、動画制作・編集ツールです。
単なる動画制作効率化のためのプラットフォームではなく、企業が発信するメッセージの価値を高めて、ステークホルダーや、顧客・消費者たちとの関係性をより強固にするためのツールと考えています。
代表的な機能としては「動画編集機能」「140言語以上に対応したテキスト読み上げ機能(ナレーション生成)」「自動字幕生成」「AIアバターを使ったプレゼン動画の作成」「共同編集機能」などがあります。
――ありがとうございます。「メッセージの価値を高める」と仰られましたが、動画コンテンツが持つ強みについてお聞かせください。

――宋氏
情報そのものの価値を高めるためには、顧客の限られた可処分時間内で発見でき、処理できる情報でなくてはなりません。
その際に重要なのは、コンテンツの「分かりやすさ」や「アクセシビリティ」であり、視覚・聴覚・言語情報を組み合わせて発信できる「動画」は、顧客体験や顧客満足度の向上を図る有効な情報伝達手段であると考えました。
――膨大な情報の中で「いかに立ち止まってもらえるか」という点は重要だと思います。その点で、多角的に情報発信できる「動画」が選ばれたのですね。
――動画制作ツールにAIアバターを掛け合わせた理由を教えてください。

――宋氏
お客様の立場や顧客との関係性を考えた時、担当者の顔をお見せした方が安心感や説得力は増しますし、一人ひとりに丁寧に説明するハイタッチ型のコミュニケーションによる対応が理想的です。ですが、多くの企業はオペレーションコストや業務効率化の課題を抱えており、顧客にとっても同期型のコミュニケーションはハードルが高いと思われる場面が多いと思います。
先ほどもお伝えしましたが、動画は短時間で複雑な内容を伝えることができる有効な情報伝達手段です。そこに当社の音声合成やAIアバターの技術が加わることで、まるで本物の人間のように人柄や気配りを含めてお伝えすることができますし、より印象的な情報として記憶して頂けます。
――ありがとうございます。「顧客とのコミュニケーション」の最適化と動画制作コストの削減が期待できそうです。御社のAIアバター技術についてお聞かせください。

――宋氏
バーチャルヒューマンソリューションのAIアバターは実在の人間をAIで違和感なく再現します。人の動きや表情も再現できますので、より人間らしい表現でメッセージを届けることができます。
また、当社が力を入れている音声認識技術や音声合成技術を活用することで、声の特徴もAIで再現できるようになりました。イントネーションも再現可能なので、映像だけでなく自然な発話が可能なAIアバターを利用できます。
――表情や身体の動きはもちろん、発話の点でも違和感なく、とても自然な話し方が再現されていると感じました。
――バーチャルヒューマンソリューションのAIアバターを活用することで他にないオリジナリティのある動画が作成できると感じました。ほかに「動画制作ツール」としてはどのような特徴があるのかお聞かせください。

――宋氏
動画制作ツールとしては使いやすさの点が特徴に挙げられます。動画制作の現場は、音声編集ソフトや別の編集ツールといった具合に、さまざまな環境を準備して一つの動画を制作するケースが多いのではないのでしょうか。
「バーチャルヒューマンソリューション」は1つのツールで動画制作に必要な工程を全て行うことができます。その上、Webブラウザ上で操作できるのでハイスペックな環境を用意する必要がありません。直感的な操作で、音楽の挿入やテロップ、キャプション作成などができます。デフォルトのAIアバターや動画のテンプレートを利用可能ですので、誰でも簡単に動画制作が可能です。
――アイスマイリーも実際に「バーチャルヒューマンソリューション」を使用して本記事冒頭の動画を作成しましたが、約30分で高品質な動画を作成することができました。おすすめの活用事例はございますか。

――宋氏
現在は教育コンテンツの作成に活用される事例が多い傾向です。社内教育向けのコンテンツ作成に活用したり、eラーニング提供会社など大量の動画作成が必要な業種での活用が期待されています。
また「バーチャルヒューマンソリューション」を利用すれば、実在の人間が丁寧に説明している動画が簡単に作成できるので、制作工数やコスト面で今まで動画制作に踏み切れなかったという課題を解決するために導入される企業様もいらっしゃいます。
――ありがとうございます。少ない工数で動画コンテンツを制作できる点は大きな強みに感じました。
――「バーチャルヒューマンソリューション」を通して描きたい未来や今後の展望をお聞かせください。

――宋氏
時代の変化に合わせて私たちも進化していくとともに、AIを皆さんのより身近なところにまで届けたいと思っています。
AIはハードルが高いものではなく、知らぬ間に皆さんもAIを活用していて、難しいものではないのだとお伝えしていきたいです。「日本でバーチャルヒューマンといえば“rinna”」というポジションを確立し「人とAIの共創世界」の実現を目指します。
――本日は貴重なお話ありがとうございました。
rinna株式会社の「バーチャルヒューマンソリューション」はハイクオリティなAIアバターを活用した動画制作・編集ツールです。今回、実際に利用して動画を作成してみましたが、表情や口の動き、発話の部分も自然だと感じました。テキストを入力するだけで読み上げをしてくれるので、別で音声データを用意する必要もなく、背景や文字入れなどの作業も直感的に操作が可能です。
「バーチャルヒューマンソリューション」を利用することで、社内・社外教育動画や、営業資料、広告、ECサイトでの活用、コンテンツ作成におけるリソース不足やコスト面の課題解決が期待できます。
rinna株式会社では、バーチャルヒューマンソリューションの導入を検討しているお客様に対して、期間限定で無料でお試し頂けるデモアカウントのご案内をしています。詳細はrinna株式会社までお問合わせください。
※デモアカウントのご案内は予告なく終了する場合があります。
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