三菱地所・丸の内エリアへ施設向けAI警備システム『アジラ』を納入
最終更新日:2024/02/26
アジラは施設向けAI警備システム『アジラ』を三菱地所の新丸の内ビルディングに納入しました。
このAIニュースのポイント
- アジラはAI警備システム『アジラ』を三菱地所の新丸ビルに納入
- 警備員の業務軽減、見逃しや見落しを無くすことが可能に
- AIがカメラに映る人々の行動を自ら学習し、異常事態を検知
株式会社アジラは、2022年10月7日に施設向けAI警備システム『アジラ』を三菱地所株式会社の新丸の内ビルディング(新丸ビル)に納入しました。
社会インフラや大型商業施設、オフィスビルなどでは、近年防犯対策として多数のカメラが設置されており、人々の安全・安心に対する意識が高まる一方で、膨大な映像の中から異常を瞬時に判別・通知し、警備員が即応することにより、犯罪の未然防止や、緊急・救急要請の迅速化への要望も増えてきています。
そのような中で三菱地所は、施設向けAI警備システム『アジラ』を新丸ビルに導入することで、異常行動や不審行動を検知し、より安心・安全で快適なまちづくり実現を目指します。
『アジラ』は、既存のカメラシステムをAI化できる施設向けAI警備システムです。カメラ映像の中から、異常行動や不審行動を検出したときのみ、瞬時に映像を通知することができるため、映像を監視する警備員の業務を軽減でき、見逃しや見落しも無くすことが可能です。
AIであるアジラの特徴として、導入後数日間で防犯カメラに映る人々の行動を自ら学習し、それらの行動から外れた通常とは異なる行動を「違和感行動」として検知します。これにより、事件や事故が発生する前の予兆行動をも捉え、通知することができるため事故の予防にも寄与します。
さらに以下の特徴があります。
・映像は、人物を骨格で認識し、行動認識AIにより人の動きの特徴を検知し分類・保存するため、個人情報保護の安全度が高まります。
・カメラ毎の環境に合わせて自動的にチューニングできるため、夜間の清掃や工事など、検知する必要のない事象を異常検知から除くことができ、不要な通知を減らすことができます。
・今後はオプションで人物の行動による認証機能を追加でき、常習性のある犯罪者を特定・検知することで、防犯に役立てることが可能になります。
出典:asilla
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