AOI国際病院、歯科エックス線画像を用いた歯科検診AIシステムを開発
最終更新日:2023/12/21
AOI国際病院 歯科口腔外科が、「歯科エックス線画像を用いた歯科検診AIシステム(歯周病検診を含む)」を開発し、特許出願を行ったことを発表しました。
このAIニュースのポイント
- 歯科エックス線画像を用いた歯科検診AIシステムをAOI国際病院 歯科口腔外科が開発
- 歯科パノラマエックス線画像から3つのAIを組み合わせた人工知能技術が歯科検診を行う
- 「国民皆歯科検診」における補助システムとしての導入を目指す
医療法人社団 葵会は、AOI国際病院 歯科口腔外科において「歯科エックス線画像を用いた歯科検診AIシステム」の開発をするとともに、2022年7月20日に特許出願を行いました。
「歯科エックス線画像を用いた歯科検診AIシステム」とは、歯科パノラマエックス線画像を用いて人工知能技術が歯科検診を行うシステムです。歯科パノラマエックス線画像は通常のエックス線画像とは異なり、顎と口腔領域全体の状況をスクリーニングできます。
①各種歯科疾患(う蝕、根尖病巣、根分岐部病変、顎骨嚢胞)の診断支援AI、②歯式AI(歯の数と番号を自動認識するAI)、③歯周病AI(歯槽骨ラインを自動認識するAI)の3つを組み合わせた人工知能技術により、歯科検診を行います。検診結果はAI歯科検診表として表示するとともに、前回データとの比較も可能です。
この歯科検診AIシステムを利用すれば、毎年の実施が検討されている「国民皆歯科検診」等において、通常の視診による歯科検診では把握できない顎骨病変や歯科疾患の早期発見が可能になります。また、エックス線画像の蓄積によるデータ分析は、国民の歯科疾患における貴重なヘルスケアデータとなり、今後の口腔衛生や歯科医療発展における礎となることでしょう。
将来的には、撮影した歯科エックス線画像やAI歯科検診表をアプリやマイナンバーカード内にデータとして保管できれば、歯科診療ともリンク可能になり、国民の受診行動にも繋がると期待されています。
出典:PR TIMES
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