生成AI

最終更新日:2026/11/04
イオン 自動化モデルセンター
イオン、イオングローバルSCM、Mujinは、フィジカルAI搭載ロボットと倉庫運用管理システム「WES」を導入した「イオン川口東XD」を本稼働しました。店舗別の仕分けから混載積み付けまでを自動化し、都市型の小型食品スーパー向けの複雑な出荷作業に対応します。
このニュースのポイント
イオン株式会社、イオングローバルSCM株式会社、株式会社Mujinは、次世代自動化モデルセンター「イオン川口東XD」を本稼働しました。仕分けから積み付けまでの一連の工程を、イオンで初めて自動化します。
イオンは、物流を取り巻く課題や脱炭素、インフレへの対応などを見据え、安定的で持続可能な物流体制の構築に向けた「物流構造改革」を進めています。2023年10月に物流DXやロボット導入で実績のあるMujinとのパートナーシップを発表し、ともに取り組みを進めてきました。

本センターは「フィジカルAIを活用した混載パレタイズロボットとケース順立てシャトルラック」と「WES(倉庫運用管理システム)」を導入しています。都市型の小型食品スーパー向けに求められる複雑な店舗別出荷に対応し、仕分けから混載積み付けまで一連の工程を自動化しています。

混載積み付けでは、出荷オーダーに応じて事前に積み付け計画をシミュレーションします。ロボットは3Dビジョンで積載状態を確認しながら、カートラックに商品を積み付けます。積み付け中に位置ずれや荷崩れなどが発生した場合も、現場の状況に応じてロボットの動作を制御し、作業を継続する仕組みです。
事前のシミュレーション(データ)と現場の状態(物理環境)をリアルタイムにつなぐフィジカルAIにより、従来は自動化が困難とされてきた混載積み付けを可能にしています。

WESは、ロボットアームやAGV、シャトルなどの自動化設備に加え、ハンディ端末などを用いた作業者への業務指示も含め、一元的に管理します。店舗ごとの出荷情報や締め切り時刻に応じて、必要な商品の供給順序、設備の動作、作業指示を管理します。
さらに、出荷進捗や処理実績、ロボットアーム・AGVの稼働率および処理量、作業の予定・完了状況などをリアルタイムに可視化します。これにより、センター全体の状況を把握し、データに基づくセンター運営を実現しています。

本センターには、複数のロボティクス技術が組み込まれ、連携しています。ケース順立てシャトルラックは、出荷の優先順位に応じて商品を正確な順序で高速出庫します。混載デパレタイズロボットは、トータルピック後に投入された混載パレットをマスターレス認識し、自動でデパレタイズします。

混載パレタイズロボットは、複数のSKUケースやオリコンを最適な積み付け計算に基づいて店舗別に積載します。また、AGVとデジタルピッキングを連携させた定点ピッキングにより、作業者の歩行を大幅に低減します。
イオンは、店舗別出荷から混載積み付けまでの自動化が、センター作業に占める作業人時の割合が大きい領域であることから、物流構造改革の推進につながるとしています。
出典:イオン株式会社
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