生成AI

最終更新日:2026/09/10
ABEJA 荷物受け渡し自動化
ABEJAはJR東日本と連携し、大規模開発エリア「TAKANAWA GATEWAY CITY」でフィジカルAIを用いた実証プロジェクトを開始しました。人間の動きを模倣学習した双腕ロボットにより、デリバリーロボットへの荷物受け渡しプロセスの自動化に成功しました。
このニュースのポイント
株式会社ABEJAは、東日本旅客鉄道株式会社と連携して「TAKANAWA GATEWAY CITY」にてフィジカルAIを用いた実証プロジェクトを開始しました。
「TAKANAWA GATEWAY CITY」は、JR東日本が品川車両基地跡地で推進する大規模開発エリアです。街の重点テーマの1つに「モビリティ」を掲げ、ロボットやモビリティが人と共生することで、年齢や場所にとらわれない新たなライフスタイルを目指しています。
そうした中で、館内デリバリーにおいては、自律走行型デリバリーロボットの導入検証が本格化しています。一方、荷物の受け渡しプロセスは多品種かつ不規則な配置が前提となるため、従来の産業用ロボットで自動化するには導入・調整コストが高く、人手に頼る領域として残っていました。

本プロジェクトでABEJAは、JR東日本と協力して現場のデータを収集し、ABEJA Platform上のフィジカルAIと関連技術を7軸関節の双腕ロボットに統合しています。現場の不確実性を前提とした基盤モデルを利用したシステムを構築しており、柔軟かつ汎用性の高い制御を実現しています。
具体的には、弁当などの対象物を用いて、人間が実演した操作データをAIに模倣学習させています。これにより、双腕ロボットが対象物の位置や形状を認識して把持し、デリバリーロボットへ積み込む一連のプロセスを自動化しました。
動作の失敗や環境変化が生じた際にも、自らが状況を再認識して作業を続行できることが確認されています。AIの出力する結果に対して人がチェックとフィードバックを行い、継続的に精度を高めていく方針です。
今後は、荷役を担う双腕ロボットと搬送を担う自律走行型デリバリーロボットを連携させ、デリバリーをはじめとした館内オペレーション完全自動化も視野に入れています。
同社は、当該プロジェクトで得られたノウハウを活用し、エンタープライズのミッションクリティカル業務における「自然言語による指示からのアクション」の実現に向け、視覚・言語・動作を統合した最先端の基盤モデル技術の実装を推進するとしています。
出典:株式会社ABEJA
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